© 2020 はりきゅう和@大阪市中央区 キャンセルポリシー プライバシーポリシー 旧サイト

​◆必ずお読みください

 

​◆検査は病院へ

 

​​◆鍼灸にできること

治療費​

当院の治療​

​◆鍼灸院での着替え​

​​◆​キャンセルと遅刻

​◆メンテナンスと未病

89nagomiフェイスブック

鍼灸は東洋医学の外科だから

こり固まり、古く錆びた細胞を壊して取り除く観血治療です。

治療後も注意が必要です。

◆治療した日は早く寝る◆

◆タンパク質と鉄を摂る◆

◆当日の飲酒は禁じます

medical treatment

鍼灸にできること

​痛みという症状が消えることと、傷が治るということは別の話です。かすり傷すら消えるまで数日を要します。痛み止めは治療薬ではなく、痛みと引き換えに、治りを遅らせるものです。

そもそも身体を治す、病気が治る、怪我が治るとは、具体的にはどういうことを意味しているのでしょうか?

身体を治す主役は、薬だったでしょうか?

違いますよね。

身体の故障は、白血球、赤血球、血小板といった血球が治します。

 

目に見えないほど小さな血球は、主に血流によって、全身を運ばれます。血管は、血球たちにとって高速道路です。

ただし、人体は血球たちにとって、まるで巨大な迷宮。

人体という巨大迷宮で血球たちが活躍するためには、ナビゲーターが必要です。「痛み」は血球たちを集めるために必要な「ナビ」で、「発痛物質」という「物質」です。

 

​痛みが消えると、血球たちは、自分が行くべき目的地がどこにあるか分からない、つまり体の中で迷子になります。

 

だから、「痛み」をあんいに消してはいけないのです。(ただし、我慢しすぎも、脳に良くない影響があることも分かっています)

◆鍼灸にできること

 

壊れた細胞の跡地を整地するのは、白血球の役目です。

が、それが結構な頻度でトラブります。

完璧に整地しきれず、ダマみたいなのが残ってしまうのです。

傷つけることで、ダマになって残った傷あと(瘢痕といいます)を壊し、再度白血球に整地作業を再開してもらう。

 

鍼灸がやっていることは、そんな単純なことです。単純ですが、慎重さを要します。

意外かもしれませんが、痛みを消すというのは、そんなに難しいことではないです。

痛みというのは物質と言いましたが、その物質が流出せず滞っている部位の疎通(つまり血行)を回復して、「洗い流してしま」えばいい。

 

ただ、傷があるうちは、どんどん発痛物質というのが作られ、また溜まります。それが「治療院なんか行っても、良いのは一時。どうせ治らないって」という話の正体です。

「痛みは、治療院にいけば収まるというのは分かった。じゃあ、どうすりゃ治るんだ?」という話です。

昔、私は転んでひざを擦りむいたことがあります。しかも傷の洗い方が悪くて膿んでしまいました。となったらどうするか? 傷を洗うんです。膿が溜まるたびに、無添加の石鹸で、傷口をわしゃわしゃ洗われるんです。痛いです。毎日、毎日病院に通って、膿が出なくなるまで、傷口がふさがってくるまで、洗い続けるんです。

痛みは、痛み止めでも抑えられます。しかし、故障・ケガ・破損は、「絶対に」一瞬では治りません。かすり傷が膿まなかったとしても、ただの傷でも、きれいに治りきるには時間がかかります。

スパッと切れた場合、まれにすぐくっつく場合もありますが、くっついたのは表面だけで、中にはまだ傷が残っています。

治るのと、痛みが消えるのとは、まったく別の話。壊れたところを作り直すのですから、時間がかかって当たり前。

 

「一瞬で治る」と錯覚させる情報、すべてが嘘です。

小さな切り傷で二~三週間なら、もっと入り組んだ体の中の傷や、カタマリといってもいいようなでっかいコリなら、どれくらいかかると思います?

コリが大きければ、取り除くこと(治療)にもリスクが伴います。

鍼でせっせとコリを取り除き(膿を洗うって話と同じですね)、血球が頑張ってくれて、細胞が再生して、また鍼でコリを取り除いて、細胞が再生して…というのが、鍼灸治療。

コリの塊を、もっとグワッと取り除くには、麻酔をかけて、手術するしかありません。

どこか悪くて、痛み止めを使いまくると、その悪いところはずっと治りきらないまま、身体の中に保存されます。そしてまたじきに、何かのはずみで痛み出すのです。

火山と同じです。マグマが溜まったら炎が噴き出すように、何度でも何度でも。

鍼灸治療でも痛みは消えます。

 

ぎっくり腰で身動きできないほど痛いなら、最初は痛みをとることを中心に治療します。

治療直後から痛かった場所をよく動かしてもらいます。ちょっと痛いくらいなら動かした方が、血行が良くなる分、綺麗に、早く治るからです。今はたいていの手術は、手術直後から患者さんを歩かせることが常識になりましたが、それと同じです。

数日で痛みはとれます。

これは、痛み止めと同じでしょうか?

痛み止めを使った場合は、白血球たちの仕事を「途中でやめさせた」のと同じことです。

鍼灸治療は、膿んだ傷を石鹸で洗ったくらいの効果があります。血行を改善させて、血球たちの仕事を手伝ったのです。

治療せずほったらかしにしておいても、通常の傷なら治るでしょう。しかし痛み止めでごまかした場合、膿んだ状態でほったらかしたのと同じことです。

◆慢性痛の治療とは。

ところで、長い間痛みを抱える慢性痛というものもあります。それはどういうことでしょうか?

膿んだ傷を洗い、傷口がふさがっても、それで完璧に元通りになったとは言えないのです。傷が深い場合、古傷(瘢痕)として残ります。

治りきれず、膿んだ?状態で体の中に保管されている傷をイメージしてください。

痛みは治まった。血も出てない。でもそれで完璧に治りきったわけではありません。発痛物質をある程度取り除いたというだけです。痛みの発生源まで、治療が届いていないのです。

本当の治療はそこから始まります。食事、睡眠に気を付け、適切な運動をしながら、並行して治療していく、という時間がかかる治療です。

 

残念ながら、痛みが治まったらバイバイという患者さんが多いです。保険の使えない、終わりの見えない治療に長い時間と、お金をかけられないからです。

ちゃんと治療しても、患者さんの体質によっては、古傷となって残ってしまうこともあります。

古傷は、長い間痛みや重だるさ、しびれなどの症状が残ります。それを治すには、その古傷をえぐるしかありません。

揉んで、発痛物質を流して、ごまかすか。痛いけど、古傷をえぐって、治すかです。

これまで痛み止めや、慰安的なマッサージを選んでこられたとしたら、今一度考えてください。

「治す」ことを目的とした治療と、痛みを消すことは別のことです。

身体は薬が治すのではありません。

鍼灸師が治すのでもない。

人の身体を治すのは、常に、ご自身の「治る力」です。

なんらかの理由で弱まっている「治る力」を手伝うこと、それが「医療」です。

「治る力」が発揮できないとしたら、原因があります。

食事か、運動不足、睡眠不足か、ストレスか、痛み止めなどの薬か。

免疫力、抵抗力を落とす何かをしていないか。

痛みを抑える目的ですることの中にも、「治る」ためにプラスになることと、マイナスになるものがある。

​健康情報も玉石混交です。

どうすれば「治る」のか、身体のためになるのか。見極める力を育ててください。

#治療とは何か

#治るとはどういうことか

​#鍼灸にできること