痛み・しびれに
大阪の鍼灸院 はりきゅう和
.png)
みやこ式標準治療
Miyako standard of care
当院の治療法は、(1)鍼灸治療と、(2)栄養療法を用います。
そして、鍼灸治療には主として3つの方法があり、そのうち今回は、みやこ式標準治療をご紹介いたします。
(1)鍼灸治療
鍼灸治療は、コリを取り除き、血行を改善することで、免疫力・回復力を高めて治すという治療法です。
-
コリを取り除く手段として、鍼を使います。
-
コリの所在を確認するために、カッサなどの手技療法を用いることがあります。
-
お灸は、局所をほぐすため、術後の血行改善を促す目的で用いることがあります。
-
鍼灸治療を行う根拠として、国家資格であるはり師・きゅう師の資格を有しています。
1.みやこ式標準治療

みやこ式標準治療は、動的な治療です。一本の鍼を使って、コリが溜まりやすいポイントを刺していくというもので、鍼灸用語では、「単刺」といいます。
単刺は、一本の鍼を一か所に刺すこと。刺すだけでなく、刺した鍼を動かして、コリをこそぎます。
使う鍼の太さは、患者さんの感受性や体力に合わせて、細いものから太いものまで使い分けます。しっかりこそげば、その方が治りは良いですが、痛みに弱い人には加減します。
部分的に、掃骨といって、骨にこびりついたコリをこそぐこともあります。
この掃骨という方法は、さまざまな治療をしても、なかなかとれなかったシビレや痛みに著効することで知られています。
ただし、掃骨は、「一番痛い鍼」としても有名な治療法。患者さんの忍耐力が試されます。
.png)
みやこ式標準治療では、コリが溜まるポイントを、鍼灸師の長い経験から割り出して、そこを重点的に治療します。
上から、
後頭骨のキワ
首~背中~腰まで、脊椎のキワ
肩甲骨を囲む全体
仙骨
最低限、このエリアは触診し、単刺でコリをとっていきます。
そして、とくにコリが密集しているポイントを見つけ出したら、そのポイントは置鍼といって、鍼を刺して数分間刺しっぱなしにしておきます。
単刺で使う鍼の太さ、長さに一工夫あり、一工夫あり、美容用に使われる0番といった、髪より細い特別な鍼を使います。
置鍼で使う鍼の太さ、長さにもこだわりがあって、太さは5番。長さは1寸という通常より短い鍼を用いることが多いです。
また、さらに「ここ」というポイントには、鶏足刺という特殊な刺し方をすることも多いです。こちらは寸6または2寸という、通常より長い長さで、太さも5番から10番を用いることが多いです。
部分的に使用する掃骨鍼法も「単刺」なのですが、身体の深部を狙う掃骨では、8番から10番といった太い、長さも寸6という鍼を多用します。
以上は、標準的な体質の患者さんの場合で、例外はいくらでもあります。鍼の太さ、長さを変えることで、柔軟な対応が可能です。
単刺(みやこ式標準治療)
鍼灸治療の技法のひとつで、「単刺」というものです。
みやこ式標準治療では、この方法で、全身の、コリが溜まりやすい部位を治療していきます。時間は30分ほどで全身が終わります。
みやこ式標準治療では、単刺に加え、とくにコリが多い部位は、置鍼といって、鍼を刺して、時間を5分くらい置くということもします。
他にもカッサや、ミオラブという道具を組み合わせることもあります。