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  • 山崎 美穂

あなたに合う治療院の見つけかた

最終更新: 5月21日

今回は、あなた!あなたに合う治療院の見つけ方について書きます。


自分に合う治療院…場所、時間、料金という三つの角度から分析していきます。



その前に、そもそも、自分に合うってどういうことでしょうね?

「友達に『とてもいいよ』と薦められた治療院」は、あなたに合う治療院でしょうか?


お友達が良いというくらいだから、良いのだと思いますが、それは、何と、何と、何が良いから良い治療院なのでしょうか?




安さに引かれて、なんとなくずっと通っている治療院もあることでしょう。


一方、病院って、どこでも料金は保険点数で料金が決まるから、値段に大差ないのに、やっぱり腕がいいところ、評判が良いところを探しますよね?


値段だけが、良し悪しの判断の決め手ではないはずなのに、「なんとなく」なのは、判断基準を自分の中に持っていないから?




自分に合う治療院を見つける…そのためには、自分というものをある程度分かっていることが前提です。


あなたは自分に合うもの、合わないものに一定の基準を持っていますか?




今回は、「場所」「時間」「料金」の三つの切り口で話します。


これから自分に合った治療院の見つけ方について、ちょっくら考えてみましょう。


この記事が、「あなたに合う」治療院を見つけるお役に立てばよいのですが!



【目次】

1)治療院は近い方がいい。

2)予約制は必須

3)治療費が安い方がいいとは限らないワケ



1)治療院は近い方がいい。


治療院において、もっとも重要なのは、通いやすさです。


この点に関しては特に自己中を極めるべきです。


通えない治療院は、どんなに良さそうでも絵に描いた餅。


だから通える、通いやすいことが一番最初のチェックポイントです。


特に今回のコロナ騒ぎで、「自宅から徒歩圏」というのは、意外に大事なポイントだなぁ…と感じました。


2の予約制というのも、基本は同じ。




2)予約制は必須


「私は気ままな性格だから、行きたいときにいけるタイプの方がいい」


その気持ちも分かります。


が、腕のいい治療家は、だいたいそんなに手が空いてない。


予約制をとっていない、または当日予約ができる治療院もありますが、予約制のところじゃないと、朝4時に家を出て、朝6時に並んで、治療を受けられたのが午後3時、ということになりかねません。


おそろしいことに、これが実話です。30年も前の話ですが。



予約制は、その先生がある程度良い評判をとっているから。または、その先生が、せっせと広告宣伝費を使っている証拠。


どっちにしても、行き当たりばったりで受診して、良い先生に治療してもらえる…というのは、あまり期待しないほうがいいので、最初から予約制のところを選んで行った方がいいです。




3)治療費が安い方がいいとは限らないワケ


これもまた、1、2と理由は被るんです。


いい先生が治療費を安くしていたら、その先生の予約は取れにくくなります。2か月待ち、3か月待ちって…そりゃ、好きで待ちたいならそれもいいですけど、3か月待ってたら、病状進みますよ?


テレビに取り上げられたからとか、雑誌に載ってたからとかで選んでると、瞬間風速的に人気が出ちゃって、30年前どころか、今でもそういうことはあり得ます。


うちにも実は、広告出しませんかって、雑誌の営業がかかります。


(うちの腕がいいからではなく、お金払って広告載せませんか?という話です)




本当に良い先生ってのは、


「あなたにコミット」してくれる先生です。(ここ大事なので、二重線ひいといて)


何百人も患者を抱えてる先生が、あなたの悩みにコミットしてくれますかね?


ってことは考えておいた方が良いと思います。




でも、腕が良く、誠実な先生に人気が集まるんです。


そして、どんな凄腕でも、1日に見られる患者数には限界があります。


私は普通の鍼灸師ですが、たまにイベントに出ます。500円とか1000円くらいで、5分だけ治療することにしているんですが、大勢の方が受けてくれます。


韓国のドラマ『ホジュン』には、無料で村人を一人治療したら、我も我もという状態になって、とうとうその年の国試を受けに行けなかった…というエピソードがありました。




患者さんの数を増やせるだけ増やそう…と治療費を安くすると、患者さんの数が増えただけ治療の質は下がります。


治療とは、患者さん一人一人への、治療家の能力の切り売りだからです。


患者さんが増えるほどに、患者さん一人一人に渡せるものが少なくなってしまうのです。




しかし、一方で、値段が高ければ、先生の腕がいいかというと、そうでもないというのも事実です。


たとえば長年のキャリアがある先生は、すでに治療院を購入済で、家賃など経費が抑えられたり、広告費をかける必要がなかったりして、運営費が安くつくこともあります。


治療院の料金とは、先生の腕と医療材料費に、家賃、広告費、従業員の給料などの運営のための諸経費を、患者さんの数で割ったものですから。




売り出し中の若い人の方が、素敵な場所に治療院を借りたり、広告にお金がかかったりといった運営費がかさみます。


(諸経費が同じだと仮定して)



つまり、治療費が高ければ良いということはありません。


治療費の高さは、腕前と、コミット以外の要素が原因かもしれないからです。




大事なのは、料金の高い安いということより、先生が「あなたにどれだけコミットしてくれるか」


治療費にいくら出すかは、あなたが治療家に期待する「コミット力」で決めるべきです。



豪華な治療院で、料金が高く、先生がまだ若い…コミットする気はあっても、腕が追い付かないかもしれない。先生の腕前で判断することが大事。


質素な治療院で、料金が安く、先生はキャリアがありそう…患者数が多すぎないか? 先生が自分にコミットしてくれるかどうかを見極めろ!



ご自分に合った治療院を見つける際、この2つのポイントをしっかり確認していただければと思います。




【終わりに】

サービスの良し悪しには、「トレードオフ」がつきものです。(トレードオフ:こっちが立てばこっちが立たず、ということ)


どこの治療院を選んでも、一長一短ある…と思っておいてください。




たまに洗脳…もとい、患者教育が上手な先生がいます。


「うちは紹介でしか診ません」


という運営が多いです。




ある意味、患者さんと治療家が相思相愛なので、しっかりコミットしてもらえる患者さんは幸せです。


しかしそれはすべてがうまく回っている間の話。


「よそ見は一切許さない!」という束縛系の恋人と付き合うようなものです。




私としては、治療家と治療院は、あまり束縛しあわないほうが、健全な関係が築けると思います。


最後は、結局、治療家と、あなたの相性次第です。



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