著者:藤川徳美
出版社:方丈社 定価:1030円(kindle価格)
医師や薬に頼らない!(…でもコリは鍼灸師に頼った方がいいです)幕ノ内弁当的なバランスの良い食事が、実は不調の原因です。
「なんだか疲れる」「いつも背中がだるい」といった不調を、私も長く抱えてきました。栄養学の勉強をはじめたきっかけです。
最初に出会ったのは、京都大学の物理学教授でした。
その前に、日本の農業生産物、味はとてもおいしいのですが、1970年代以降、大量生産のために、土地が痩せ、栄養が減ってきているということは知っていました。
…実は私の父方の実家はミカン園。母方の実家は漁師町の酒屋。農業の現場も、漁業のことも、「門前の小僧習わぬ経を読む」で、色々耳に入ってきていましたから、
消費者という立場では、工場生産物のようにいつも同じニンジン、いつも同じ白菜、でも、それが同じでないことは、生産者側から見て知っているというわけです。
1970年のニンジンに含まれているカロチンと、2020年のニンジンのカロチン、どっちが多い?
おそらく、どれほど言葉を重ねて説明しても、スーパーで野菜を買う経験の方が多いわけです。日々見てないものは、夢物語。
また、栄養がどれくらい含まれているかというのは、見た目には分かりません。
しかし、わざわざそれを測定した人がいます。
1970年代の野菜に比べて、今の野菜の栄養素は半分以下だと、実測した人がいるのです。
栄養とは何を意味しているのか?
人類は、カロリーベースで言えば、摂りすぎ。そして太りすぎです。
現代、栄養という言葉が意味しているのは、カロリーのことではありません。
栄養というボヤっとした言葉は、カロリーと栄養(ビタミン、ミネラル)両方を指していますが、今後、栄養と言ったとき、私たちが考えるべきは、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、「カロリーを除いた」栄養です。
「そのカロリーを除いた栄養が不足しているため、私たちは色々な病気になっている。バランスよく食事することでそれらの栄養を摂ることは困難だから、サプリメントを使って、大量の栄養を摂りましょう」
藤川先生の主張は、こういうシンプルなことです。
そして、本著では、藤川先生が特に、こういう不調にはこういうサプリメントを、量はこれだけ、こういうタイミングで摂りなさいということを書いています。
まず、自分の不調の項目を読んでみてください。
すぐに納得はできないと思います。
ですから、形からだけでも、サプリメントを摂り入れて、そして本当に効果があるか、1年、試してみて欲しいのです。
栄養には、即効性がありません。
1年、頑張って続けるうちに、気づきが得られるはずです。
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