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  • 山崎 美穂

コリができるときは一瞬

コリの正体とは何でしょう?


昔は、「乳酸」と「老廃物」がくっついたものと言う説が有力でした。


今は、筋肉についてる膜、筋膜が癒着したという説が有力です。


筋膜だけが癒着するかというと、筋膜以外にも、身体には膜がいっぱいあって、骨膜というもありますし、内臓は「粘膜」につつまれて、潤いを保っています。


関節には関節包というものもありますし、滑膜という膜もあります。


共通するのは、全部、素材が「たんぱく質」だということです。




たんぱく質以外の人体の素材は、水と、血液などの液体と、あと脂です。


たんぱく質と一言で言いますが、実は微妙に姿を変えます。


骨も、実はたんぱく質のフレームがあって、そのフレームを埋めるようにカルシウムのパテを塗り込んだような構造です。


たんぱく質が不足すると、骨が脆くなります。


しかし骨より先に、爪が脆くなる。


爪が脆い女性は気を付けてください。


たんぱく質不足です。


余談が続きますが、もうちょっと言います。


たんぱく質不足が分かるのは、爪だけでなく、皮膚と髪でもわかります。


一説に、キューティクルがしょぼい女性は、上司の評価が下がり、出世できないと言う人もいます。(髪の専門家です)


細かいところに意識が行かず、詰めが甘いところがあると想像させてしまうからでしょう。




余談はここまで。


先ほどから話題の中心にしている「たんぱく質」


これの特性として、「熱変性」があります。


焼肉で、焼く前の肉は赤く、焼いたらグレーっぽい?色になります。


大きさも縮みます。


これが熱変性です。


熱を加えると質が変わるのです。



まぁ、たんぱく質じゃなくても、プラスチック製品でも、大抵のものは熱を加えると変化します。(水が水蒸気になるように!)



たんぱく質はその温度が低いのです。


40度の高熱が危険といいますが、40度って、水は100度ですやん?


そんな高熱でもない。


でも、40度というのは、たんぱく質が変性しはじめる温度として、私たち動物にとっては「十分」危険な温度なのです。



私たちの人体は、「水冷式」です。


温度が上がり過ぎても、下がり過ぎても、健康面の害があるので、あんまり気温が上がると、汗をかいたり、毛穴を開いたり、もっというなら、呼吸が早くなったり、血管も拡張して、必死で熱を外に逃がします。


実は、部分的には、ちょいちょいその危ない温度40度を超えたり、超えかけたりしているのです。


全身の熱じゃないから、熱の意識がないだけ。


でも手を使いすぎた野球選手が、腕をアイシングしている姿を見たことがあるでしょう?


あんな風に使いすぎによっても、加熱は生じるのです。



腕の腱鞘炎も、言ってしまえば加熱です。


たんぱく質が熱変性して、筋膜が溶け出しているのです。


溶けた筋膜が、他の筋膜と癒着して、それがコリです。


肩こりなんか、一瞬で生まれるのです。




そんな風に生じたコリ。


コリを剥がすのに一番良い方法は?


冷やしても、別にコリはとれません。


溶けたプラスチックが元に戻ることはないように。


コリを剥がすのに一番良い方法は、鍼で丁寧に剥がしてあげることです。




コリがまた新たに生まれたな…と気づいたら、鍼灸院に行きましょう。

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