ダイエットは、食のリニューアル

まだ中高生のときと同じように食べている

四十代、五十代はいねぇかぁぁ(なまはげ)




昔でいうなら、元服の儀

今でいうなら成人式


人生には何度も節目があった方がいい。




そして、節目には、「習慣」を見直した方がいい。


とくに、食事。





誰もが、子どもの頃は、親御さんから

「与えられたものを食べている」

状態ですが、


成長していくにつれ、自分で選んだものを作ったり、買ったりして食べるようになります。


でも、好きなものの比重が増える割には、食についての知識をリニューアルする機会がないのが実情。


  • 昔、家庭科の授業で聞いたような

  • テレビ番組で言っていたような

  • 親の真似の

  • ばあちゃんがうるさく言っていたような


そういうあいまいな知識で、食べるものを選んでしまっています。




よく、テレビCMなんかで、ざるに山盛りの野菜が出てきて、


「一日にこれだけの野菜が必要!」


とやっていますが、


有史以来、誰がそんなに野菜ばっかり、大量に食べられていたでしょうか?





「痩せたい~~」

「肝臓の数値が~~」


と、食事を考え直すきっかけを得られたなら、


グッドタイミング♪


食事についての知識をリニューアルいたしましょう。




まず、ダイエットを頑張っては

いけません。


取り組むべきは、食のリニューアルです。


ここで、古い食についての知識を、リニューアルしましょ。


だって、栄養学って、ここ10年ほどで、長足の進歩を遂げているんです。20何年前の教科書は、古すぎて役に立ちません!(ぽいっ)





代わりにインストールするべき、新しい知識、新しい言葉を覚えてください。


「閾値(しきいち)」


ダイエットがうまくいかない人、

食事を変えるべき人が、一番つまづくのがこれです。


私もつまづいていました。




閾値…とは量です。


すべてのこと、すべてのものに、この「閾値」があります。


たとえば放射線。飛行機に乗っても浴びますが、それで人が死ぬことはありません。


放射線の「量」が、閾値を下回っているからです。


たとえば薬。毒も薄めれば薬になるといいますし、薬も多すぎれば、人が死にます。


ここまでは毒、ここからは薬。この境界になる「ある量」が、閾値です。





私たちは、少なくとも一回は食事をします。


その食事の中で、ある栄養素の量が、閾値を上回っているか、下回っているか。そこが、問題です。







食事って、日常の習慣。


しかも日々のスーパーでの買い物から、家に用意してある食器の種類まで、古い常識で作り上げた、複雑で強固な習慣。


習慣は、ちょっと変えるのも、すごく難しいです。




それどころか、「習慣」になってるものは、意識することすら難しいんです。


かけっぱなしの眼鏡のようなもので、つけていることを忘れる。


だから「これまでの(自分の)常識」が、閾値を超えることを邪魔してくる。




昔、「三角食べ」というのを習いませんでしたか?


これは、昔は正しかったんです。


食毒とか、植物毒とか、食べ物に微量に入っている毒を中和させるのにも、食べ物の体の中での滞在時間を延ばすのにも、三角食べが役に立ったから。


でも、今は問題の質が変わってしまって、有用どころか、やってもらっては困ることになっています。



・食べ物が豊富であること。いつでも食べられるようになったこと。

・食べ物の体の中での滞在時間を短くした方が、健康上有利

・食べ物の中の栄養素も毒素も、両方薄くなってしまっていること

・現在の野菜には、ほとんど栄養が含まれていないこと。


色んな理由で、今はもうやめた方がいい食べ方ですが、まだそうとは知らない人がほとんどです。


「なんとなく」親からそう聞いてるから、で、自分の子供にも教えたりして。





閾値に話を戻しますが、閾値は超えないと意味がありません。


みんなタンパク質はゼロではない量を摂っています。


みんな野菜を、ビタミンを、油脂を、食物繊維を、ゼロではない量、摂っています。


なにせ、卵には、ビタミンCと食物繊維を除く、全栄養が入ってるそうですから、理論的には、卵とサプリメントで、健康に生きられることにはなるのです。


問題は量です。



たとえば、

卵一個に含まれている、タンパク質の量は、6g。


体重60㎏の人が、一日に必要とするタンパク質量は60g。


あなたは、卵を一日、何個食べられますか?


卵だけで、タンパク質を摂れというのは酷ですから、皆さん、他に色んなものを食べて、タンパク質を摂っています。


なにせ、小麦粉にもタンパク質は入っていますから、理論的には、お菓子からでも、タンパク質は摂れるのです。


「わぁ、お菓子大好きだから、私、お菓子ならいくらでも食べられるわ!」




本当に?


お菓子ばかり、10キロ、20キロ、食べていいからと食べ続けられますか?


10袋なら食べられるかもしれませんが。




ぼんやりしたイメージでは駄目なのです。


「お菓子ならたくさん食べられる」とはいっても、「常識」があります。


私たちは10袋のお菓子はイメージできても、10キロのお菓子はイメージできません。




無味無臭、命の母である水にすら、閾値はあります。


一気に摂りすぎると、電解質異常を起こして、人が死んだ例があります。


ちゃんと栄養素単位で、「量」を確認すること。




それが食のリニューアルには、欠かせないのです。


量の見える化、できてますか?


閾値を、超えられていますか?





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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


「元気があればなんでもできる」と言いますがひっくり返せば「やりたいと思うことができないのは元気がないから」


子どもの頃、働く母親の背中を見て育つ中、忙しくても続けられる治療院があったらな…と思ったことがきっかけで、気付けば自分が治療家になっていました。


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