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  • 山崎 美穂

何が正しいことか、知っていてもできてないなら、あなたは不健康なのだ。



昔、これが口癖の知り合いがいました。


知ってる。


でも分かってない。




「それ、知ってる~」何を言っても同じ反応をするので、とうとう本当のことを言っちゃいました。


「それって知ってるんじゃなくて、聞きかじってるというのが正確だよね。なんも分かってないよね」



『知らない事はわるいことではないのです。知らないのに知ったふりをしたり…知らない事を追い求めもせず、平気で暮らす事が悪なのです』(「ここは今から倫理です」雨瀬シオリ作)

病的な状態の怖いところは、自分が病的だという病識(病気であるという自覚)がないことです。


発狂している人は、自分が狂っているとは認めません。


心の病気でばかりそうなる(病識を失う)と誤解している人がいますが、誤解です。


身体の状態が悪くても、それを大抵の人は否定します。




エリザベス・キューブラー・ロスの「死の需要」を引き合いに出すのはどうかなぁ…という気がしないでもないですが、分かりやすいので出します。


これは女史が、病院で「死にかかっている」200人の患者に対してインタビューをし、その結果、死を本人が受け入れる前にこの5つのプロセスを経ることを発見した。


  • 第一段階 否認…死ぬという事実を認めない。

  • 第二段階 怒り…自分がなぜこんな目に合うんだと怒りを表す。

  • 第三段階 取引…神様とであったり、医者とであったりするが、「すべて改めるのでなんとか治してほしい」と取引を持ち掛ける。

  • 第四段階 抑うつ…取引が無効だと知ると、絶望し、抑うつ状態に陥る。

  • 第五段階 需要…死を受け入れる



同じようなことは、「死」のように重いものに限らず、通常ありきたりの病気…たとえば腰痛のようなありふれたものでも、頻繁に起こります。



  • きっと気のせいだ。そんなに悪くなるはずがない《否認》

  • これは自分のせいではない。職場が重いものを運ばせるから、あいつらのせいだ。あっちが負担すべきだ。《怒り…私はこれを「他人の責任にする」という理解をしています》

  • 「先生、なんとか治してください。簡単に治りますよね?一回の治療で治るでしょう?」《取引》

  • あきらめてしぶしぶ治療を受けるが、隙あらば(笑)第一段階の否認に戻ろうとする《抑うつ》

  • 前向きに治療するし、自分でも運動したり、できる努力をする。「健康について見直す、良いきっかけになりました!」《受容》



心当たりありませんか?


「不健康な身体」というものはないし、「不健康な心」というものもなくて、身体と心は切っても切り離せない。


ただの「不健康」があるんです。




外見で病気なんて分かりません。


健康に見えても、(1)物事をありのままに見ることができない、(2)言い訳ばかりで思った通りに行動できない、(3)正しいほうに従えない


としたら、もうどっか病んでいる。




人間は本能的に矛盾を嫌います。


何が正しいことか、分かっているのにできないとしたら、そのときはもう「健康(元気)」とは言えません。


もし、あなたが思い通りに人生、生きていないとしたら、健康を立て直すところから始めましょう。

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