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  • 山崎 美穂

健康と、運。


昔、手塚治虫先生の『ブラックジャック』で、主人公が爆撃機を見ながら、


「こっちは一人助けるのも大変だっていうのに、バカスカ殺しやがって」(うろ覚え)と毒づくシーンがあったんですよね。



爆弾が降ってきて、そんなに離れてない場所にいても、当たる人もいれば、当たらない人もいるということはあると思うんです。


先日、17日は阪神大震災から25年目、つまり四半世紀の節目の年でした。


25年前、「たまたまトイレに入っていて助かった。狭く四方に柱があるトイレだったから命があった」と言っていた人がいました。


本当に、そういうギリギリの状況を生き延びたとき、人は自分の力ではどうすることもできない、運命の力というものを感じるのだと思います。




けれど、普段の生活。


勉強しないで受験突破

仕事をせずにお金が入ってくる


そういうことがあるでしょうか?


もし、そういうことがあったとして、たとえば宝くじが一億円当たったとして、「おお、運命の女神が私に微笑んだのだ!」と喜んでみたところで、どうでしょう?





長年仕事をしてきた人には、ある種の哲学を持っている人が多いです。


「私は商売人ですから、タダでいただけるものは喜んでいただきます。お叱りでも、お説教でも」


「あんたはくれるって言うが、私は商売人だからタダで貰うってのは好きじゃない。何か報酬を払わせてもらうよ」



タダという、棚から落ちてきた牡丹餅に対する反応の仕方、二つのセリフはまったく真逆のことを言っています。


この二つのセリフは、どちらも私が漫画で読んだセリフなんです。




言ってることは真逆ですが、二つのセリフそれぞれに哲学を感じます。この二人はチョイ役ですが、何か哲学があるな、「有意識」で生きてるなってことが、セリフ一つで伝わってきました。



自然によるところが大きい第一次産業…農業や漁業、林業、も人為的な努力があって初めて成り立ちます。それが商売ならなおさら。


人が生まれ、育ち、死ぬ。人の一生のどこに、努力によらず、ほったらかし、手を抜きっぱなし、で成立することがあるでしょうか?




子どもの頃、すり傷でも捻挫でも、風邪で熱があったって、二日、三日もすれば治って、わーっと元気に暴れていましたよね。


私たちはもしかして、今もその感覚が忘れられないのかもしれません。


でも、本当は、「そのころだけ」努力なしにうまくいっていたのではなく、本人以外の人が、頑張ってくれていたからうまくいっていたのであって、幼くて、そのことに気が付かなかっただけかもしれませんね。



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