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  • 山崎 美穂

忍耐力が、欠けるとき。

最終更新: 2月19日

これまで数回あったことなのですが、


患者さんが治療後、「先生の治療を受けていったら治る気がします!」と、軽く興奮したようにこう言って来ることがあります。


自慢話ではないので、まぁ、聞いてください。




で、本当に、驚くほど、同じパターンなのですが、


一回の治療である程度効果が出て、長年の悩みが解決するかもしれない!と、患者さんが興奮状態になればなるほど、


大抵、次とか、その次で、患者さんはピタッと通院を辞めます。


ほとんどが予告なく、です。




一回の治療で、興奮すればするほど、そうなるのです。


そこには必ず、過剰な期待があります。


そして冷静さを欠いています。




そういう方は、もう何度も似たことを、うち以外でもやってると思うのです。


ある治療法と出会って、すごく良いように見える。


ちょっと結果が出て嬉しくなる。


で、取り組んで、二年とか、三年とか、すごく頑張る。


…でも、その結果、はかばかしくなかったんですね。


気が付いたら、教えてくれていた人も、どっかに消えて、傍に居なくなってて。


ぽつん


独り取り残されて。




実は、私も、そういう経験あるんです。(知ってるってことは、同じ目にあってるってことです)




人間の頑張りって、有限です。


人間の精神は目には見えませんが、精神力って、有限なんです。


問題は、心という目に見えないものだけじゃないです。


他も有限のものだらけなんです。


色んなものが、「限りある」資源なのです。


だから私は、「失敗はどんどんしろ」とは言えません。


有限の資源だから。




でも、これ、絶対的に、時間の経過で減るという意味で、有限なわけじゃないんです。


逆に増えることもあるんです。


それはうまくいったとき。




うまくいって、努力が結果を連れてきたとき、この増え方は、ぐん!と増えます。


さらに自信もつきます。自分のことを好きになります。(大事なので強調します)




だから失敗の仕方ってすごく大事で、「次にうまく繋げるような」失敗の仕方をしなきゃいけないんです。


一か八かとかは、絶対避けるべき。




小さく賭けて、「検証する」ってことが大事です。


「検証」つまり、PDCAのC(Check=検証)




結果が出ないものに、いつまでもしがみ付いていたりしませんか?


ちゃんとチェックしてますか?


一つ一つを丁寧に評価するんですよ、そうやってピリオドを打つんですよ。



これは良かった、これは結果が出なかった、これは良かった、これは結果が…って。



うまくいっても、行かなくても、ちゃんと結論というピリオドを打ってください。


「ありがとう。でも、期待してた結果とは違うんだ。バイバイ」

「これは良かった。続けてみよう。もっと投資しよう」

って。



当院の治療が合わなかったとき、それはそれでサヨナラされてしまっても、それは仕方ないことだと思っています。


結果がより早く、確実に出る方へ舵を切ってくだされば、それで良いのです。




できれば、「私のこの疾患はこの方法をやると、良い結果が出ました」と教えて欲しい。


ちゃんと検証したことは、きっと誰かの役に立つから。


良い治療法は、ちゃんと評価され、広まるべきなのです。


(効果がないものに、いつまでもしがみ付いてはいけないのです)

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