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  • 山崎 美穂

美味しく、楽しんで、笑いながら「食べる」

当院の治療哲学というか、テーマを、一言でいうなら、


「身体感覚を取り戻す」

これに尽きます。




ちょっとややこしい話をします。


「都市化」という話です。


政治学に「中心ー周辺」論というのがありまして、


古代から現代まで通底している「真理」として、


王様とか、為政者は、たいてい一番真ん中にいて、守られている、安全なところに居座ってるよね~~と言うのがあります。




将棋盤とか、チェス盤を見ても、一番真ん中後方に、王様がいますよね。


将棋は、王将を敵に取られたら、負けです。


で、王には取り巻きがいます。


将棋なら金銀。チェスならクイーンとか。


で、・・・端っこに行くと、「歩」がいます。




社会も将棋盤と同じようになっている、と。


位置(布陣)としても、王様のいる中心部があり、それは都市として発展し、工場とか、農村とかは都市を囲む形になってるわけです。




で、それって、人体にも同じことが言えるんです。


一番大事なものは、安全なところにおき、手とか足は末端です。


脳なんて、骨の中に自分だけしまわれていて、安全この上ないです。


心臓や肺も、肋骨の中にいて、守られています。




社会学や政治学で、都市というのは、脳みたいなものです。


そして、農村や工場は手足です。




脳は守られているけど、直接外気に触れてもいないし、自分が汗をかいて運動することもしない。


だから「観念的」「頭でっかち」(頭だけに)


(都市も頭でっかち。「身体の感覚」を失わせる装置が多い。空調やエスカレーター。それが分かってないと、簡単に身体感覚を奪う)




NLP心理学では、脳は、「妄想と現実の区別がつかない」ということを言っています。


頭で「こうだろう」と考えていることを、現実だと、簡単に錯覚してしまえるのです。




知識が足りない「もの知らず」は、何かを勉強することで、正しい判断ができるようになりますが、現実から切り離されて、妄想を見ている人に、いくら知識を与えても、「五感」からして狂っているので、どうにもなりません。


恐ろしいことに、妄想を真実だと思っている人に、どれだけ「それは妄想だよ!目を覚まして!」と言っても、聞き入れてくれないのです。




そして、私も含めて、誰もが妄想を見ている可能性がある。


なかなか認める人はいないけど。




だから、他人と接して、常に軌道修正が必要…「人は人でしか磨かれない」と言われるゆえん…。




そして、この世にはとびきり意志力が強い人がいて、そういう人ほど、その妄想に取りつかれたら大変なことになります。


間違った道でも、ガタガタのオフロードでも、爆走出来る人が。


意志力はとびきり強いので、少々の困難にもめげず、周りが止める声にも耳を貸してくれません。




「あ、私だわ」と思った方もおられるでしょう。


決して愚かだと言っているのではありません。むしろ意思が強く、これまでも数々の困難を乗り越えてきた、立派な方に、多いのです。


それだけ意思が強いので、当然社会的にも成功しておられます。




私みたいに、ふよふよした人間のほうが、「あ、しんどい~~、もうやめた~~」と、すぐ軌道修正できるので、


立派な方は…私を見習って、ちょっといい加減になった方が…(げふんげふん)




私は、健康について、患者さんに色々指導する立場ではありますが、決して立派な人間ではありません。


むしろ、人の何十倍も失敗が多い方です。


その都度軌道修正をすぐしているだけ。


身体も、もともと強くなく、しかもだらしない暮らしぶりをしていたので、病気もしまくり、それで健康についての知見が深くなった、ただそれだけです。


私の「失敗コレクション」が、経験値の高さになり、皆さんに、「こういうことあるでしょう?」という話に繋がって、今こうして役に立ってます。





これまで、健康に良い食事を自分なりに学んで、しっかり実践し、しかし思うように健康になれなかった方。


食事をまず、楽しんで食べてください。


心底、美味しいと感じられるものを選んで食べてください。


そして、食事するということを、人の和の中で、なごやかに、笑いながら行ってください。





五感は狂いやすく、脳は、妄想とリアルの区別がつきません。


味覚を研ぎ澄まし、自分に合った食べ物を選べるようになるまでは、失敗もあることでしょう。


「体に良いはず」の食べ物でも、「あなたの」身体には合わないことだってある。





グルテンだってタンパク質の一種です。


でも、ピザ屋の息子だったイタリア人のテニス選手は、そのグルテンで体調不良になり、小麦粉をとるのをやめてようやく、世界チャンピオンになりました。


身体に合うもの見つけるには、身体に聞くしかありません。実際食べて、試すしかありません。


頭で考えるのが得意な立派な方ほど、身体の声を聞く訓練をしてください。

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