検索
  • 山崎 美穂

頭痛治療は、鍼灸で。

諸説ありますが、日本で片頭痛に悩んでいる人は1000万人以上と言われています。


人口に占める割合としては、6%から8%といったところ。100人いたら7人というのは、少ないでしょうか?


今日はちょっと頭痛について考えていきたいと思います。


(1)頭痛にはどんなものがあるか…大ざっぱに5種類

・脳そのものの病気としての頭痛

・風邪、二日酔いなどの結果としての頭痛

・緊張性頭痛

・片頭痛

・群発頭痛


(2)頭痛への対処

・誰もがだいたい同じ対応を取っている。

・でも、何よりもまず病院で検査が基本。


(3)正解は?

・病院

・薬

・治療院

(1)頭痛にはどんなものがあるか…大ざっぱに5種類

片頭痛というのを、頭の片側だけが痛いと誤解している人が、とても多いです。でも痛む部位だけが、頭痛の診察基準ではありませんし、片頭痛というのは、普通に両側痛かったり、真ん中らへんが痛かったりということもあるので、痛む部位で勝手に自己診断しないようにした方がいいです。


頭痛は、原因や症状の起こり方によって、いくつか分類があります。


・緊張性頭痛(原因は筋肉の緊張。緊張が緩むと治る)

・片頭痛(拍動する頭痛。発生前にチカッっとか、キラッと光に刺されるような感覚を伴うことも。緊張がゆるむと発生する)

・群発頭痛(季節要因か、特定の時期に集中して起こる。痛む場所は側頭部や目の周囲が多い)


そして、誰もが怖がる、脳に何らかの異常が起こって生じる頭痛(脳みそそのもの、本体に何かダメージがあるもの)、つまり、脳腫瘍や、脳梗塞、脳卒中、くも膜下出血など。


それ以外に、当然ですが、風邪で生じる頭痛。二日酔いで生じる頭痛があります。


大ざっぱに5つというわけです。




(2)頭痛への対処

頭痛は、誰もが経験のあることですが、ちょいちょい頭が痛くなる、慢性頭痛の人、頭痛持ちの人は少なくありません。


初診の患者さんにも、「常用しているお薬ありますか?」と聞いたら、痛み止めを上げる方が多いです。


実際、頭痛に悩む方の対処法は、


35%…我慢する

55%…ドラッグストアで痛み止めを買う

10%…病院で治療を受ける


となっています。


ほとんどの人が、「頭痛だし」「しばらくすれば治まる」と考えていることが分かります。



しかし、これは年齢関係なくですが、稀に重篤な病気が隠れていることもありますし、そうでなくとも、長期間、頻繁に薬を飲み続けるのは身体に良くありません。


長期間というのがどれくらいかというと、半年以上に渡っていたらすでに長期間です。


そして頻繁にというのは、あなたがもし、月に1回以上痛み止めを飲んでいるならです。



皆さん、痛み止めを過信しすぎています。


痛み止めは、「治療薬」ではないので、痛み止めを飲んでいるということは、「進行している」ということです。


何が進行しているか?


血管や神経へのダメージが蓄積していっているという意味で、つまり、緩慢に認知症に向かって進んでいっているという意味です。


大事なことなのでもう一度言いますが、緩慢にボケる方向に向かっています。


痛み止めは、治療薬では、ありません。


病院に通って、治療を受けている人は、たった10%です。


もし、あなたが頭痛持ちで、月に一回以上、痛み止めを服薬して半年以上たっているなら、まずやるべきことは、病院での検査です。


そこで、「まれ」な例…つまり、脳梗塞、脳卒中、くも膜下出血など…である可能性は低いでしょう。


しかし、緊張性頭痛か、片頭痛か、群発頭痛か。そこをはっきりさせることが大事です。


まれと言っても、確実に一定数の人は、脳梗塞etc.に該当するのですから。


それに何より、画像診断は素晴らしい。隠れている予兆すら発見してくれます。まずご自身の頭痛を知ることからです。




(3)正解は?


「病院で検査を受ける重要性は分かった。


でも、結局検査結果異常なしで、痛み止めを処方されただけでしたよ」


と言われる方も少なくないでしょう。




それなら、後は鍼灸院にお任せください。


整骨院、接骨院は、骨の専門家。


鍼灸院は筋肉の専門家です。


緊張性頭痛であれば、筋肉の緊張を取ります。もう自律的に緩むことができなくなった筋肉であっても、コリ(筋膜の癒着)を取ることで緩みます。


片頭痛であれば、問題は血管の拍動です。一部の血管が過敏になっていることが問題ですが、そうなった原因があります。首肩の凝りを取り、脳から身体に戻る血の流れを回復させることで、片頭痛は和らぎます。


東洋医学は季節要因に強いので、群発頭痛にも対処できます。春は特に肝気が上りやすい時期です。全身が緊張します。肝気を緩ませるのは、お手の物です。




鍼灸は、コリを取り除き、血行を改善する、東洋医学の外科部門です。


薬でも、他の手技でも狙えない、


厚みのある身体の、奥を狙った治療ができるのは、鍼灸だけ。


「ココ!」という部分を狙った治療ができるのは、鍼だけなのです。

0回の閲覧

© since 2016 はりきゅう和 @大阪市中央区 キャンセルポリシー プライバシーポリシー