血糖…血の糖。
血糖は全でも悪でもありません。むしろ身体に必要なものという意味では、全です。
ただ、量が多すぎ、少なすぎが問題で、血糖値が高すぎたり、低すぎたりすると、それはたちまち問題を引き起こします。
何より、血糖値をコントロールするホルモン。
それに恐ろしい副作用があることを、知っておいて欲しいのです。
イライラしすぎる人、いませんか?
攻撃的な自分は、自然な姿でしょうか?
私はもともと口が悪かった?そうでしょうか。
凶暴な赤ちゃんは、ホラー映画の中だけの存在だという気がします。
どんな凶悪殺人犯も、赤ちゃんの時代があって、そのときは、天使のようにスヤスヤ眠り、ミルクを飲んで、にっこり笑う・・・そういう存在だったはずです。
でも、大人になると、なぜかイライラしすぎる人がいます。
何がそんなにその人をイライラさせているのでしょうか?
その人はただ、感情をコントロールできない、未熟な人格なのでしょうか?
そうではないかもしれません。
脳を壊す、ホルモンの過剰分泌が原因かもしれないのです。
アドレナリンとコルチゾール
アドレナリンはよく聞くホルモンの名前です。
興奮した時なんか、「アドレナリンが出てる」といいます。
ビックリさせられたときとか、スリルを感じてヒヤッとしたときなんかに出るホルモンで、攻撃性と関係があることも、イメージしやすいと思います。
かたや、コルチゾールを聞いたことがある人は、結構くわしい人です。
コルチゾールは、「ストレスホルモン」とも呼ばれ、人がストレスを「受けた」とき、分泌されます。
ちなみに、不妊症とも関係がある。
「ストレスによっても分泌が亢進される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす」(ウィキペディアより)
ホルモンと血糖の関係
アドレナリン、コルチゾールは一応分かったとして、これが血糖とどういう関係があるか。
甘いものを食べると、ほわ~っと幸せを感じます。
ところがこのしあわせ感は一瞬。
せいぜい30分から2時間。
なぜか?
甘いものを食べる=高血糖になる。
高血糖になると、インスリンが出て、血糖値を下げようとする。
血糖値が短時間にサッと上がると、サッと下げようとするってこと(血糖値がゆっくり上がる方がいいというのは、下がるときもゆっくりだから)
急に上がり(高血糖)、急に下がる(低血糖)と、身体はいきなり、「ガス欠」状態におちいります。
身体側からすれば、急に下がったんだから、怖くて、反射的に上げたくなるわけです。
血糖値をあげるホルモン(血中の糖を増やせ、という指令を出すホルモン)が、アドレナリンとコルチゾールです。
アドレナリンは、人が危機的状況に陥ったとき、ファイティングスピリットを燃やして、元気(←血糖、糖)を出すためのホルモン。
コルチゾールもまた、人がストレスを受けた時、その場をしのぐために、馬力(血糖)を出すためのホルモン。
なんで、糖を血中に増やすことで、馬力が出るかというと、赤血球の「ごはん」が、糖だからです。
血をか~~っと働かすと、なんか元気が出る感じ、するでしょう?
いきおいよく、血が動き出すと、活発な感じ、するでしょう?
アドレナリンと、コルチゾールは、心臓をぐわわ~~っと動かし、赤血球は糖というご飯を食べて、活発になり、いかにも戦闘準備OK!という状態になるわけです。
とんだ副作用
アドレナリン・コルチゾールが、ぐわ~~っと働いたら、心臓にダメージが来そうな印象があるかもしれません。
人間の心臓が一生に打つ、心拍数には上限がありますから、たしかにそういう側面もあるでしょうね。
でも、ここで気にしてほしいのは脳やメンタルへの影響。
あなたの社会生活に響くってことです。
アドレナリンは、副腎髄質から分泌されるホルモンで、交感神経をオンにします。メラメラ、ファイティングスピリット着火!です。
交感神経がオンになると、攻撃的にもなるし、興奮しやすく、イライラ、怒りっぽくなります。血圧も上がり、実際に心臓がドキドキ激しく打つ人もいます。
アドレナリンが出まくってる人は、かなり怖い人です。
コルチゾールは、副腎皮質ホルモン。ストレスを受けると出る、ストレスホルモンだってことは先に書いた通り。
抗炎症効果があります。
が、長期的に分泌し続けると、碌なことがありません。
不妊と関係があるとも書きましたが、睡眠障害や、筋力の低下にも関わっています。
私が、うつ病になったとき、筋力が異常に低下して、ギックリ腰になりまくってたんですが、コルチゾールが原因だったのかも。
ストレスに耐え続け・・・我慢してりゃいいってもんじゃない・・・大きな副作用がある・・・ということですね。
さらには、コルチゾールは、記憶をつかさどる、脳の海馬を委縮させるともいいます。
将来、認知症が怖い。
血糖値を乱高下させさえしなければ、アドレナリンやコルチゾールが大暴れすることはありません。
血糖値をぐわっとあげちゃうような、甘いものは食べないようにしなくては、ですね。
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PROFILE
山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)
大阪の女性鍼灸師
子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。
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