昔、三高ってありましたね。
40代以上の方はご存じでしょう。
身長が高い
学歴が高い
収入が高い
で、三高。
バブル世代の女性がよく言った、理想の男性像です。
ところが、最近私が読む本では、どれも、そういった「最高品質」をほめないんです。

たとえば経営の本で、
過去の経営では、「最高の品質で、最安の値段」こそ、消費者に求められているもので、それを目指すのが競争なのだと考えられていましたが、これを否定する本が出ているんですね。
CMで、いつも、自社の商品のどこが新しくて、どの点で競合品より優れているということしか話さない企業。
消費者が求めているのは、品質として最高のものでもなければ、値段が安いことや、割引クーポンでも、付帯サービスでもない。
そのすべてを、完璧にしさえすれば、消費者が喜んで買ってくれると考えている、経営者は分かっていない…本当に消費者が求めていることは、消費者が、一人の人間として尊重されることなのだ…
そういうことが書かれているんです。
(参考:『競争優位を実現するファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略』フレッド・クロフォード、ライアン・マシューズ著)
すべてにおいて完璧であれば、認めてもらえる、欲してもらえる、承認される…そういう思い込みって、私たちにもありませんか?
頭が良くて~~
美人で~~
優しくて~~
家庭的で~~
…そんな人がいたところで、それは「私」じゃない。(たぶん『ときメモ』の藤崎詩織)
そんなことはとうに分かっているのに、まだ頭の片隅に、完璧「じゃない」自分を否定する気持ちが残っていたりするわけです。
他人軸で物事を考えてしまうと、「いい人」にはなれますが、それは「誰かにとって都合がいい人」
ユダヤのことわざで、「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか」という言葉があります。
私は、人のために、他人基準で生きすぎた人が、自分の子どもを、自分の犠牲にしようとする姿を何度も見てきました。なので、この言葉が真実だということが、よくわかるのです。
他人を通して、自己実現する醜さは、ステージママを観れば理解できます。
わが子に対して、決してしてはならないことを、自分に強いてはいけませんね。
私が、自分の治療院で実現しようとしていることの一つは、「バランスのいい場所」を作ることです。
ワークライフバランスの在り方や、
和と洋のバランス
テクノロジーとライフスタイルのバランス
個性と全体性
静寂と喧騒
社会とプライベート
バランスを取らなくてはならない要素が、私たちの実生活の中には色々あります。
私もまだまだバランスのとれた人間とは言えません。
そりゃもう、体型をご覧いただいた通りです。
でも試行錯誤しながら、自分なりにバランスを取ろうとしています。
その努力を見てほしい。
私の試行錯誤の中に、あなたにとってのヒントが隠されているかもしれないから。
★ご予約、お問い合わせはこちら★
LINEは、最も頻繁に新着情報が届きます。
RECOMMEND
PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)
大阪の女性鍼灸師
子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。
詳しいプロフィールはこちら>
お問い合わせ・ご予約はこちら>
【無料メルマガのお申込み】
●希望される方は、ホームページのトップページまたは、メールからお申し込みください。
●解除を希望される方は、解除希望のメールアドレスをお知らせください。
●メルマガには、ほかには書かない記事を載せています。
記事がお気に召したら、お友達にシェアお願いします♪
https://www.89nagomi.jp Twitter Facebook
玉造近辺のグルメ情報はこちら
発行者 はりきゅう和-nagomi- やまさき みほ 〒540-0004 大阪市中央区玉造2-16-18