「そこ!」というコリを狙える 大阪の鍼灸院 

鍼灸師になる前は、患者をやっていました。

もちろん、鍼灸師になる前は、患者をやっていました。


長女で第一子。難産で生まれ、誕生して間もなく、謎の下痢で一か月ほど生死の境をさまよい、成長の過程でも、ひ弱で、風邪をひきやすく、3歳で脱調、12歳で盲腸と、二度の入院・手術。


病院と手が切れたことがありません。


身内も病人が多い家で、父方の祖父は肺がん。祖母は高血圧。父は糖尿病。


母方は結核家系で、祖父、曾祖父を残して、家族が皆亡くなり、その祖父も中年期以降、結核でサナトリウムに入っています。


母はリウマチで、退職直前に髄膜炎から、高次脳機能障害。


そういった経験から、健康の大切さは、痛いほど感じています。




今回は、生まれてこの方、ずーっと、身体がガタガタだった経験がフンダンにあるワタクシが、鍼灸師という「業界人」になって、受けてきた様々な治療で、どういう教訓を得たかということについて、書きたいと思います。



鍼灸師になる前は、患者をやっていました。
鍼灸師になる前は、患者をやっていました。

「物心ついて以来、痛みやしんどさのない生活というものを、ほぼ経験したことがありません」


私の話ではありません。


当院には数人、そう言った患者さんがおられます。




先日、はじめてご来院くださった患者さんも、そうおっしゃっておられました。


痛みがない生活、シンドサのない生活が、思い出せない


朝起きて、「今日はどこも痛くない」という日が、人生に何日もないのです。





人間、自分が例外だとは思わないから、子どもの頃は、「みんな、そんなもんなんだろう」と思ってるんですよ。


でもある時、気づくんですね~


自分以外の人は、どうやら、シンドかったり、どこか痛かったり「しない」のが「日常」なんだって。


どっか痛かったり、シンドかったりしてるときは、「病気」になったときだけなんだって。





それに気が付いたときから、「どうやったら、健康になれるんだろう?」と考え始めるんですが、なかなか答えがでない。


私が鍼灸師になって、一番役に立った知識は、元からシンドかった経験と、うつ病で、身体がボロボロになって、落ちるところまで落ちた経験です。


そこから、今のレベルにまで「もどす」ために、相当色んな治療を受けてきました。治療院も回ってます。


正直、まだ「間違いなくこれが正解」「この通りやれば、だれでも健康になれる!」とまで、確信にまで至っていません。


が、かなりいい線行くようになってきて、痛みやシンドサは減ってきていても、小学生や中学生の一番元気な盛りにもガタガタだったので、「これでいい」とは思えないんですけどね~。


今は、それでも、人生で一番「風邪をひかなくなりました」


二十歳の頃より、体力があるかもしれません(←その二十歳の時も貧弱だったので、あんまり胸を張れない)





そんな経験から、健康について、絶対的に確信して言えることも、もちろん幾つかあります。


(1)治療と、睡眠、運動、栄養は、それぞれ別物だ!ってこと。


睡眠は、運動の代わりにならないし、運動は、栄養の代わりにならない。どれもお互いに代用できない。そして、どれも最低限必要な「量」があり、それを満たさないと、「あたりまえの健康」レベルすら維持できなくなる。


とくに、治療は、睡眠、運動、栄養という土台があって、その上に成立するもんで、どれが欠けても、治療自体が成立しない。


もう一つ、


(2)壊れた細胞が、細胞分裂で補われるまで、本当は治ったとは言えない!


たとえば、膝をすりむいて、100の細胞が失われた、とする。


で、細胞分裂で、10…例えば表皮だけ、とかね、回復したら、「傷は痛くない」状態になるんです。でも残り90が埋まらないと、完全に元通りってわけにはいかないんですね。当たり前だけど。


内部に90の傷が残っていても、私たちは、普通の生活が送れるようになる。脳は、表皮が治った時点で、膝の怪我からは意識が離れてる。


普通に風呂入れるし、服に触れても痛くないから。


そんな風で、身体には「不完全な治癒」で傷がいっぱい残ってることがある。




上記の二つが「治療の良し悪し」を判断するバロメーターです。

ギックリ腰で、治療院に行って、数回の治療で、あらかた痛みがとれて、「治りました!先生、ありがとう!」といって治療を終える。


けど、また半月ほどして、「先生、またやっちゃいました」みたいな。


治療家は、「自分は腕がいいから、患者さんのギックリを9割治した」そんなつもりでいるんですけど、本当は表面をカサブタが覆った(痛みがなくなった)だけ。


本当には治してないんですね。


患者さんが、痛みがなくなったことを治ったと錯覚するのはわかる。


でも、治療家が、そこで錯覚してたら大問題だと思うんです。




健康な人って、それくらいの治療でも、回復力が強いから、あとは日常生活を送るだけで、どんどん治っていったりする。


でも、身体の弱い人、体質の乱れた人は、その限りじゃない。


そして、四十過ぎた人は、ほとんど、健康なんかじゃないんです。


その程度の治療じゃ、治らない。


だから、結局その後、ドクターショッピングがはじまる。


そのうち「医療不信」にもつながり、医者の言うことを信用しない患者が増えてくる。




私の身体には、「長患い」ポイントが数か所あります。


  • 右の背中

  • 右のお尻のギックリ腰

  • 右のひざ痛

  • 右肩の五十肩

  • 右腕の腱鞘炎


これまで私が受けてきた治療は、どこも凄腕だと言われる先生ばかりです。


でも、治療で「治った」と言えるほど治ったのは、右のひざ痛だけで、そのひざ痛も、時々違和感があります。


でも、私は、先ほどの二つのことをバロメーターに持っているから、「医療不信」にならないし、治療家の先生の治療が「間違ってないことを信じられる」




痛めたところは、表現がかさぶたで覆われても、内部に治り切れない場所は、必ず残っています。


私のように、治る力がそもそも弱い人間は、少々の治療を受けたところで、「細胞分裂」で補いきれないのです。


しかし、先生がやってくれた「治療の方向性のただしさ」を理解しているから、「もうちょっと治療を加えれば治っていく」ことが分かるのです。




右ひざの治療のときは、もう、脂汗ダラダラ流して、うめき声もあげられないほど、痛い治療でした。


そんな治療を30分受け、治療後も「ダウンタイム」が2週間続きました。


それでも8割ほどです。


腕がめちゃくちゃ良い先生で、私も栄養、睡眠、運動を意識していて、治療家と患者がベストを尽くして、それで8割。




私の膝の内部の状態を想像すると、たぶん、歯石がいっぱいついた歯の根っこ。


歯石がついてるから、いつでも、虫歯になる準備ができてる…みたいな。


歯石を全部きれいにとって、細胞分裂で欠けたところをきれいに補って、表面にやすり?をかけてクリーニングして、そこまでしてやっと、「何の心配もない膝」に戻るんだと思います。


どう考えたって、一回でなんか治るわけがないものを、8割までもっていってくれた先生に、感謝しかありません。




五十肩も同様です。


普段はなんともありませんが、使い過ぎると、いまだに漕げるようなジリジリした痛みが戻ってきます。


職業柄、使い過ぎる右手の腱鞘炎も、引火の原因。




治るというのは、「細胞分裂」が完全にできて、壊れた細胞を補いきって、はじめて「治った」状態です。


普通の人が「治った」といっているときは、せいぜい10%


表皮についた傷を癒え、痛みが一応小康状態に落ち着いた「だけ」の状態。




健康に王道なし。


細胞分裂に必要な、運動、栄養、睡眠を万全にして、治療家と二人三脚で頑張って、やっと8割。


きっかり治し切るのは、本当に一苦労なのだということ。


ギャグ漫画でもない限り、生物はそんなに「元通り」治りません。


だから、「壊さない」ことが肝心。




親からもらった体が健康なら、「できるだけ」壊さないことに腐心してください。




 

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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


大阪の女性鍼灸師


子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。


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