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「そこ!」というコリを狙える 大阪の鍼灸院 

鍼灸師は、コリをどうやって見つけるか?治療期間をどう読んでいるか?

私は鍼灸師です。超能力はありません。

鍼を使って痛みやシビレの原因になる コリを取り除く技能を持っているだけです。


コリは皮膚の下にあって、目に見えません。


それなのに、どうやってコリを見つけていると思いますか?


また、治療の先を、どう見通していると思いますか?


鍼灸師はコリをどう見つけるか?
鍼灸師はコリをどう見つけるか?

私は鍼灸師です。痛みやシビレを引き起こしている、コリを取り除くエキスパートです。


コリを取り除くと、痛みとシビレはとれるので、結局コリをうまく見つけられるか?コリの広がりを読んで、できるだけきれいにコリをとることが、鍼灸施術の「すべて」といっても過言ではありません。


しかし、その肝心のコリ…レーダーに映るわけでなく、皮膚の下のどこかに潜んでいるわけです。まず見つけ出さないことには、腕をふるえません。



コリは、超能力や「気」のパワーで見つけているわけではなく、


1)患者さんの主張を聞く 2)経験的・解剖学的にコリがありそうなところを鍼先で探る。


この二つの手段に頼っています。

とくに、患者さんの「ここが痛いんです…」という感覚は、一番頼りにしています


患者さんに教えていただいて、あたりをつけて、あとは鍼先で実際に刺して探るのです。


鍼はプローブ(探査針)、つまり治療「兼」検査器具なのです。





鍼灸師は、治療期間を読めるか?


もし、どこかの鍼灸師が、「あと5回で治ります」といったとしても、そんな言葉は信じないでください。


なぜなら、コリの層がどれくらい広く、深く広がっているかなんて、終盤まで分かるはずがないからです。


確かに私たちは、鍼先でコリを探しだすことに長けていますが、鍼先だけなので、鍼先からたった5ミリ離れた先がどうなっているかすら、わかりません。


正直、「科学の目」エコーでも厳しいかも。


私は、骨にそっくりなコリもよく見つけるからです。




コリは成長する


コリは、痛み止めなどで胡麻化したり、長い間我慢していたりすると、根を深く、広く広がります。つまり、コリは成長するのです。


大人になると、時間の流れはあっという間。


社会人は、常に仕事や家事に追われて、自分のことにかまける余裕がありません。ついつい、痛さ辛さを我慢してしまいます。


「実はここに来るまで、しばらく我慢していました」という患者さんのお話をよくよく聞けば、その「しばらく」とは10年どころか、20年を超えていることさえ良くあります。


その10年、20年で、たいていコリは、骨まで値をおろしてしまっています。





痛みのタイプとコリの根深さ


骨をコリがむしばんでいくと、「シンシン」としみ込むような痛みになっていきます。


ケガなどで痛めた瞬間は、ドクンドクンと拍動するような痛さだったとしても、しばらくして気づくと「ズーン」という重い痛みに変わり、また年数がたつと、今度は「しみ込むような」痛さ。つまり「神経痛」と呼ばれるような痛さに変わります。


また、痛みの場所も、「痛いのはここ」と言えず、「この辺り…全体に」と、痛みがボヤっと広がっている状態は、コリが「広く」根を張った証拠なのです。





人はゴールの見えないマラソンを走り出せない


ご本人にもどこが悪いと言えないほど、広範囲に広がったコリを、果たして、数回の治療でとれるでしょうか? はなはだ疑問です。


ただ、その場合でも、鍼灸師が、悪意で騙そうとしているとは、思わないでください。


ゴールの見えないマラソンを、普通の人は走り出せません。

だから、とりあえずの目標を提示することが必要だと、鍼灸師が考えているということなのです。



ただ、私は、同じ目的でも、そのようには言いません。

「あなたに当院の治療法が合うか、たった一回の治療では分からないと思いますので、4回試してみてください。それであなたが合うと思ったら、治療を続けてください」


これは、私の師匠から、教えられた言葉です。


…しかし、治療の本質は、先の見えない挑戦です。


そこが分かっていないと、後々患者さんは苦しむことになってしまいます。


だから、方便であっても、嘘はいけない…と思うのです。





コリの大きさ、根の深さは病の年数で推理する


コリは目に見えず、どれくらい広範囲に広がっているか、施術前には想像もつきません。


ただ、患者さんの「何年患っています」という情報から、「広いだろうな」「深いだろうな」という想像をするに過ぎないのです。


ここでも、患者さんから教えていただくことが、最大の情報源。患者さんご本人ほど、ご自身の体や痛みについて詳しい人はいません。


治療は、患者さんがリーダーで、私たち鍼灸師は助手なのです。




もし、治療しなかったら


あなたが耐え続けている、その痛さ、辛さを、そのまま来年、再来年まで放っておいたら、どうなるでしょうか?想像できますか?コリはさらに、深く根を広げるのです。


つまり、コリは、ただのコリではなくなります。慢性的な痛みは、癒着を生み、最悪、内臓まで蝕みます。


私が、自分の経験をもとにイメージするに、その痛みは、何十年でもずっと居座り続けます。自然治癒とはどこの世界の話かと思うほど、私たちを辛く苛み続けると思います。



コリの根を断つのは本当に大変です。

鍼灸治療、なんてったって痛いです。

外科的治療だし、麻酔はないし。


でも、「あ、確かに今、コリの根が一本切り落とされた!」と感じる瞬間、「努力は報われる」と感じられますし、自分を頑張った分だけ、好きになれます。


「そこです!そこを治療してほしかったんです!」


鍼灸治療でなければ、このコリの根っこはとれなかった。


放っておいたら、これ以上悪くなっていた。


間違いなくそう確信しているから、私は痛くても辛くても、自分自身が鍼灸治療を受けるし、自分がやっている仕事に誇りをもってできるのです。




【大阪市玉造】で肩こりや酷い痛みにお悩みの方にオススメなのが鍼灸院はりきゅう和-nagomi-。他の鍼灸院とは異なりツボを使わない治療を行います。女性鍼灸師ですから、初めて鍼灸院を利用される方でも安心です。



 



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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


大阪の女性鍼灸師


子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。


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はりきゅう和-nagomi- やまさき みほ 〒540-0004 大阪市中央区玉造2-16-18

メール 89nagomi@gmail.com


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