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「そこ!」というコリを狙える 大阪の鍼灸院 

内臓を温めるカイロの貼り方(NGな貼り方)

この季節、つとに気になるのがお腹の冷え。


「夏場、ビール飲みすぎたかなぁ」

「冷たい物食べ過ぎたかも」


今年は特に、夏暑かったこともあり、お腹の冷えが気になってますよね。


内臓の冷えに効果的なカイロの貼り方について、解説します。

内臓を温めるカイロの貼り方(NGな貼り方)
内臓を温めるカイロの貼り方(NGな貼り方)

カイロで内臓を温める

かくいう私も内臓の冷えが気になり、カイロの貼り方を模索してきました。


そして、やっと結論を出すことができました。


普通、内臓の冷えが気になる場合、お腹の、縦位置では、おへその下くらいにカイロが当たるように貼ると思います。


(もちろん、皮膚に直接カイロを貼ることは低温火傷の原因なので、NGですから、服の上からです)


カイロをおへその下に貼るパターン
カイロをおへその下に貼るパターン

ふつう、人がカイロを貼るとき

だいたい、おへその下1cmくらいを狙って、カイロを貼っていると思います。


でもこれ、お腹の脂肪が多い人にとっては、まったくぬくもりを感じられないんです。


「カイロつけているのを忘れるほど」ぬくもりません。


これじゃ、せっかくのカイロのありがたみもありません。


もったいないですよね。




効果的なカイロの貼る場所は、お腹側ではなく、背中側。


それも、「背骨の上」に位置するように貼るのが良いのです。


なぜなら、神経・血管はほとんどすべて「背骨」発だから。


内臓に行く神経、血管も、背骨から出ている。上流(背骨)を抑えておくと、背骨の下流にあたる内臓全部が温まるので、効率が良いのです。


逆にお腹など、局所に貼ると、温まるのは、その場所だけ。しかも「外から」しか温まらないので、低温火傷することにもつながるのです。


カイロで内臓を温める方法
カイロで内臓を温める方法


カイロを貼るなら背骨の上に

「背骨の上に貼るのは分かった。にしても、背骨の上と言っても広い。


内臓を温めるには、どこがいいんだ?」


って疑問があると思います。




ここで問題。


あっためたい内臓って何でしょう?


これによって、縦位置が決まるんですよ。




温めNGの場所(内臓)

東洋医学的な話、温めてほしくない内臓ってのがあります。


肺、心臓、腎臓です。


(1)肺は乾燥を嫌う臓器。乾くから、下手な温め方はやめてほしいんです。




(2)心臓。心臓は、ただでさえ一生休まない臓器。常に過熱気味なんで、これまた温めてほしくない。まぁ、試しに温めてみるとわかりますが、「うげぇ」ってくらい、しんどくなります。




(3)腎臓。これは東洋医学というより、解剖学的な話。腎臓は、腹膜後臓器といって、他の臓器とは離れて位置する臓器。


これは、男性の睾丸(きんたま)と同じで、温めない方がいいから、わざわざ体外に近い場所に置いてあるものです。


外気に当たって冷ませるようにです。


身体の中って、皮膚に比べて1度から2度は体温が高くなります。外に置くことで冷やしているんです。


だから、腎臓も温めてほしくない。温めすぎると、これまたしんどくなります。


カイロをあてるのはNGです。




温めたい内臓ってどこだ?

逆に温めたい内臓とは、下腹部のことではありませんか?(体感的な話)


冷えてるのは下腹部でしょう?


下腹部を別名、「骨盤内」といいます。


骨盤内臓器こそ、あたためたい臓器です。


女性であれば、子宮、卵巣。





一番効果的な温めポイントとは?

とくに生理痛に悩んでいる人、PMSに苦しんでいる人が温めたいのは下腹部。


下腹部を効率的に温められる、カイロを貼る場所は、次のパターン1、パターン2のうち、どっちでしょう?


効果的なカイロの貼り方はどちら?
効果的なカイロの貼り方はどちら?


パターン1はお尻の割れ目のちょっと上らへん。


パターン2は、肛門の上くらいです。


いっぺん試してみてほしいんですが、パターン1にカイロを貼って、仰向けに寝てみてほしい。


そしたら、カイロの温かさが、肺、気管支、心臓に伝わるのが分かると思います。


つまり、NGな臓器を温めてしまう場所が、パターン1なんです。


パターン2は、ちょっと見、下過ぎるように感じることでしょう。


でも、骨盤の中を温めてくれるのは、この辺りにカイロを貼ったときです。


2の位置に貼って、仰向けに寝てみて下さい。骨盤内にぽわーんとぬくもりが広がります。





結論、正しいカイロの使い方とは

というわけで、内臓をあたためるのに、効果的なカイロの貼り方は、「背骨の上」で、「肛門の上あたり」です。


上手にカイロを使えば、代謝もあがります。


カイロは、上手に使ってくださいね。





当院の鍼灸と栄養療法(メガビタミン療法)は、きっとあなたにとって、健康づくりの一番の味方になれると思います。


大阪市中央区玉造の鍼灸院、はりきゅう和-nagomi-、土日も鍼療、木金は夜八時まで開けて、皆様の健康づくりのお役に立とうと準備しております。


ぜひ、ご活用ください。




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【大阪市玉造】で肩こりや酷い痛みにお悩みの方にオススメなのが鍼灸院はりきゅう和-nagomi-。他の鍼灸院とは異なりツボを使わない治療を行います。女性鍼灸師ですから、初めて鍼灸院を利用される方でも安心です。



 

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PROFILE

鍼灸師

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


大阪の女性鍼灸師


子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。


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