top of page

「そこ!」というコリを狙える 大阪の鍼灸院 

プロテイン入門

なかやまきんに君、ボディビルダーで芸人さんとして、有名ですよね。



なかやまきんに君の、上記URLのプロテインの動画がとてもよかったので、ご紹介したいと思います。


もちろん、単なるご紹介ではなく、私の気づきも織り交ぜつつ。


動画のタイトルは、『無駄になるプロテインの摂り方5選』というもの。


この5選とは、


  1. 一気に大量に摂る

  2. ●●と一緒に摂る

  3. ●●●をした日だけ摂る

  4. ●●に合っていない

  5. ●が大切


と、伏字になっているんですが、解説の都合上、ネタバレさせていただきます。


  1. 一気に大量に摂る

  2. 食事と一緒に摂る

  3. 筋トレをした日だけ摂る

  4. 体質に合っていない

  5. 質が大切


一つずつ、見ていきましょう。


1.一気に大量に摂る


タンパク質は、体の中に貯めておけないという性質があります。


ら、たくさん摂ったら、摂っただけ良いかというとそんなことはなくて、摂りすぎると排泄されたり、脂肪になったり、無駄になってしまいます。


一回で50g、100g摂っても、吸収できないor筋肉にならないので、一気に大量に摂るのではなく、「こまめに」摂る。


できれば、5~6回に分けて摂るのがお勧めと、きんに君も言っています。




また、別の女性の方のYouTube動画、「運動しないでプロテインを飲んで、2か月で10キロダイエット」というものでは、


一日に必要な量(体重×1gとして、その方は60グラム)を3で割り、一食20gのタンパク質を摂ったという方がいました。


こちらは一日に3回ではなく、朝一回、プロテインを飲み、昼と夜は食事でタンパク質を20g以上ずつ摂るようにしたそうですが、やはり、きんに君同様、「回数を多く」摂るということと、一回の量は決して多めではないということでした。




ともあれ、だいたいプロテインの袋を観ると、一回分の量はタンパク質20gとなっていますが、なかやまきんに君の動画では、「1回に摂っても、30~50g」と解説されています。


体重、体質などでも、一回に摂るべきプロテインの量は、かなり幅があるようです。


この1回にどれくらいという話は、この後の話とも関係しますし、次の「2.」とは、特にかかわりが深い話です。





2.食事と一緒に摂る


「タンパク質、食事で十分とっていたら、大丈夫なんじゃない?」

という疑問は当然あると思います。


きんに君も、「お肉や魚や豆類を食事でしっかり摂れているときは、プロテインを飲む必要はなくて、パスタとか炭水化物だけの食事をしてしまったとき、プロテインを飲んだほうがいい」と言っています。


1の、タンパク質は摂りすぎても、筋肉にならないという結論と矛盾がありません。




問題は、ほんまに摂れてるか?って話です。


別の女性の方のYouTube動画、「運動しないでプロテインを飲んで、2か月で10キロダイエット」でも言ってたんですが、ベーコンやハムをたくさん摂ってしまうと、カロリー(糖質と油脂が大量に含まれているので)が高いです。


魚だったら、骨と皮の部分も、そこそこ重量があります。


もちろん、プロテインではなく、お肉・魚・豆類・乳製品といった、食べ物でタンパク質を摂るのが理想ですが、本当に必要量摂れているか?

朝なんかは、シリアルかパンに目玉焼きといった、簡単な食事を摂る方が多いでしょう。


小食な人だと、朝とれなかったら、昼と夜の二食で摂ることになってしまい、一日の必要量を達成しにくくなります。


そこが難しいところです…。





3.筋トレをした日だけ摂る


筋トレ直後は、プロテインを摂るゴールデンタイムだといわれます。


筋トレによって、筋線維が傷つきます(これは鍼治療直後も同じ♪)


そのとき、テストステロンなどのホルモンが出て、筋線維が修復されて、それによって筋線維が太くなる。


これが、トレーニング(鍼治療も)の効果を生み出すのです。



きんに君「厳密にいえば、筋トレは筋肉の破壊行為。その後の休養期間に、栄養がしっかりあれば、筋肉が回復していく」

だから、筋トレをしない日は、プロテインを摂らないというのは、間違い。


筋トレをしない日(休養日)の栄養(プロテイン)が大事なんです。




4.体質に合っていない


きんに君に届く質問の中で、一番多いのが、「ガスが発生する」「お腹がはる」といった相談なのだそうです。


当院の患者さんにも少なくないです。


一回は飲み始めて、しばらく飲んでいたものの、途中から飲めなくなる人も多いです(今回の動画にはたまたま出ませんでしたが)


この場合も、せっかいプロテインを摂っているのに、もったいないことになっている可能性が高いです。


(1)そのプロテインの原料が、あなたに合ってない可能性


プロテインの原料は、ホエイプロテインの場合、カゼインプロテインの場合、ソイプロテインの場合などがあり、カゼインプロテインの一部は腸で炎症を起こす物質が含まれていたりします。


ホエイプロテインにも、WPIとWPCというのがあって、品質はWPIのほうが高くて、乳糖不耐症という体質の方は、WPIを選んだ方がよかったりします(ちょっとお高いのですが)




(2)胃酸の分泌が少ない


タンパク質は胃酸でまず分解されるんですが、その胃酸自体の原料がタンパク質。


だから、そもそもタンパク質不足が長かった人は、胃酸の出る量が少なかったりして、消化が十分できず、そのためにゲップが出たり、お腹が張ったり、便秘したりといった、不調の原因になっていることがある。


胃酸で十分タンパク質を消化できずに、腸で炎症を起こしているという状態。腸内細菌のバランスが乱れ、悪玉菌が増えて、ガスが発生しているのかもしれません。


(お年寄りが、お肉を食べたらお腹の調子が悪くなるからと、お魚を選ぶようになるのと同じ)



こういった場合は、まず(1)少量から摂りはじめる、(2)空腹時にはプロテインを摂らないようにする、(3)プロテインを選びなおすといった、特別な対策が必要です。



なかやまきんに君が、プロデュースしているプロテインがあって、ザ・プロテインという商品です。さっき確認してみたら、Amazonでも普通に売ってました。


7000円ちょっとで800gなので、かなり高いです。


研究のために一回買ってみようかなと思っています。


甘味料が自然の羅漢果を使っているそうです。





5.質が大切


はじめてプロテインを始める人向けというより、上級編として解説している内容。ちょっと難しい話です。


タンパク質を分解するとアミノ酸というものになります。


アミノ酸には20種類あるのですが、このうち、9種類は必須アミノ酸といって、ようはレア素材です。


(ソシャゲで、重要な装備品を作るために、絶対必要な、大事なレア素材で、ソシャゲはやらなかったらいいんですが、アミノ酸のレア素材は、枯渇すると死ぬるやつです)




「タンパク質も入っていますよ、という商品、ありますよね?たとえば、パンのような形だったり、クッキーのような形だったり。タンパク質が豊富に入った麺類などで売っている商品なんですけど、

その商品の裏を見ていただいて、原材料名「小麦タンパク」というのが書いてあったら、ボクとしてはどうかな、と」

なかやまきんに君的には、「僕は「筋肉を作る」という極端な目線で見ての話です」と断りながらも、小麦タンパクが入っていたら要注意ですと、注意喚起しています。



小麦タンパクとは何か、といいますと、いわゆるグルテンというアミノ酸


グルテンは、「グルテンフリー」という言葉で認識している方が多いかと思いますが、グルテンは、麺のねばりとか、もちもち感とかの源。パンの歯ごたえ、そばの繋ぎだったり。


グルテンの特徴は、「粘着性」で、腸壁などにくっつきやすい性質があります。


それで、グルテンアレルギーというものが知られるようになり、「グルテンフリー」をうたった商品が増えてきたという経緯なのです。




体質的に合わない方は、本当に合わないです。


もちろん、平気な方もいます。




タンパク質が摂れる麺類、パン、クッキーなど、栄養バランスにも配慮され、味もおいしく作られていますが、グルテンアレルギーの方は避けたほうがよく、また、なかやまきんに君のように、筋肉を大事に育てたい方は避けたほうが良いでしょう。


グルテンもタンパク質としてカウントされますが、決して質の良い、身体にとってタンパク質として良質とは言えないからです。

上級編の話です。


袋の裏を見て、「意外に蕎麦ってタンパク質多いんだ」と思っても、それは「グルテン」、小麦のタンパク質です。アレルギーがある方はご注意ください。


だいたい蕎麦は、十割以外は、二八蕎麦。二割は小麦で八割が蕎麦です。


これが最も美味しいバランスといわれているので、間違っても蕎麦屋で「十割じゃないなんて意識低い」的なことは言わないでくださいね~~~~(そんな人おらんと思いますが)





せっかくプロテインを摂るからには、無駄なく、効率よく。


プロテイン、高いですし、知っておいていただけると嬉しい内容が詰まっている、なかやまさんの動画をご紹介いたしました。




当院の鍼灸と栄養療法(メガビタミン療法)は、きっとあなたにとって、健康づくりの一番の味方になれると思います。


大阪市中央区玉造の鍼灸院、はりきゅう和-nagomi-、土日も鍼療、木金は夜八時まで開けて、皆様の健康づくりのお役に立とうと準備しております。


ぜひ、ご活用ください。








【大阪市玉造】で肩こりや酷い痛みにお悩みの方にオススメなのが鍼灸院はりきゅう和-nagomi-。他の鍼灸院とは異なりツボを使わない治療を行います。女性鍼灸師ですから、初めて鍼灸院を利用される方でも安心です。



 

★ ご予約、お問い合わせはこちら ★

栄養療法について、毎日記事を書いています。通知が多すぎるかもしれませんので、調整してください。ご予約や、質問、記事への感想も当院公式LINEにて承らせていただきます。


お目をとめていただき、ありがとうございました。

 

PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


大阪の女性鍼灸師


子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。


詳しいプロフィールはこちら>

お問い合わせ・ご予約はこちら>


 

はりきゅう和-nagomi- やまさき みほ 〒540-0004 大阪市中央区玉造2-16-18

メール 89nagomi@gmail.com


bottom of page