鍼を使うため鍼治療には、色々な流派、色々な考え方があります。
その中でも、当院で主に使っている鍼治療を比較します。
どういう違いがあるか。
どう狙いが違うか。
ツボを使う鍼治療も、さまざまに分派しますが、そちらについては、コリを狙う鍼治療との比較という見方で書いています。
当院では、鍼を「東洋医学の外科部門」と位置付けています。
鍼治療は、外科でやるものに比べれば、簡易なものではありますが、あくまで「手術」と考えます。
鍼は「メス」です。
手術用メスが、針の形をしているもの。それが「鍼」です。
当然、手術ですので、出血もします。
後にしんどさや、だるさが残ったり、青あざができることもあります。
治療後は、「手術後」ですので、治療後は慎重に過ごしていただく必要がありますし、飲酒や、運動、ストレスのかかる仕事、長距離の運転などは避けていただくようにお願いしています。
そういったことを踏まえてお読みくだされば、この記事が参考になると思います。
【コリを狙う鍼治療の比較】
※言うまでもないことですが、私の理解(間違っているところもあると思います)で書いています。明らかに違うところは、ご指摘いただければ修正します。
(用語解説)
使用鍼…鍼は太さと長さの違いがあります。
「 寸3-1 」 と呼ばれる番手が、国内では基準になります。
● 鍼の長さ ●
寸3というのは、鍼の長さで、持ち手を除いた長さです。寸3は4センチに当たります。鍼の本体の長さが4センチという意味です。
このすべてを、人体に刺しこむという意味ではありません。
あまり短いと、取り回しに苦労するので、人の手で扱いやすい長さが、この長さなのです。
これより短い鍼は、1寸の鍼のほか、美容鍼という特殊鍼があります。
これより長い鍼は多く、寸6、2寸、3寸…など。
当院では、寸3、寸6の使用が多いです。
2寸以上は、お尻や太ももなど、脂肪層が分厚すぎて、寸3や寸6では、鍼が筋肉層に届かない場合に、使うことがあります。
● 鍼の太さ ●
当院では、寸3-2という鍼を多用しています。太さは、「ー2」の部分です。
「2番の鍼」とも言います。
1番というのが、基準で、それよりは太いという意味です。
細かく言うと、
1番…0.16㎜
2番…0.18㎜
3番…0.20㎜
と、0.02㎜刻みで太く…「鍼の番手が上がって」いきます。
日本女性の髪の毛の太さの平均が、0.08㎜だそうです。その倍の太さが鍼の1番の太さです。
当院で多用する鍼は、
寸3-2 …太さ0.18㎜ 、 長さ4センチ
寸6ー5 …太さ 0.25㎜ 、 長さ5センチ
寸6-10 …太さ 0.34㎜ 、 長さ5センチ
寸6-15 …太さ 0.40㎜ 、 長さ5センチ
この4種類です。
このうち、10番、15番の鍼は、特注品です。
「特注品」の鍼を使用し、しかもそれを「使い捨て」するため、ルート治療では、患者さんに、費用のご負担をお願いしております。
費用は掛かりますが、効果は大きく、その割に痛みは少ない、ルート治療は、素晴らしい治療法です。
予算に合わせて、治療法を「その場で」お選びいただければと思います。
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治療法は、治療の場についてから、ご相談ください。
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PROFILE
山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)
大阪の女性鍼灸師
子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。
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