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「そこ!」というコリを狙える 大阪の鍼灸院 

なぜ鍼灸師が栄養の話をするの?

私が鍼灸師になったきっかけはうつ病でした。


そのうつ病との闘病の中で、鍼灸「だけ」では限界があることを感じました。





鍼灸学校を卒業して数年、苦しんでいた、うつ病の症状が、


・免疫力低下

・低体温

・歯の食いしばり

・筋力低下


でした。


中でも大変だったのが、筋力と免疫力が落ちてしまったことでした。


とくに免疫力の低下は、死ぬんじゃないか?と思ったこともあったほどです。ただの風邪がこじれにこじれ、重症化してしまいます。高熱から、心臓に水がたまったこともありました。




鍼灸でも、たしかに免疫力は向上します。


しかし、鍼灸は、免疫を「活性化」するもの。


そして、免疫の「材料」は、栄養です。


活性化させようにも、活性化させるべき「免疫」が少ないのです。


これは、お湯を沸かすための火はあっても、水がないようなものです。





また、うつ病の背景に、ある栄養の不足が関わっていたことがわかりました。


栄養学はよく研究されていますが、私たち市中の、ふつうの人には、まだまだ十分、その知識がいきわたっているとは言えません。


私も、鍼灸学校在学中は、栄養学を特に学んだことはありませんでした。


開業する直前くらいから、栄養学を学ぶ機会があって、栄養について話すようになったのは、そこからです。





ユーチューブなどSNS上でも、栄養について話している人が、今すごく増えています。


その気になれば、無料で、大変役立つ知識が転がっています。


しかし、その質は、玉石混交。


聞きかじりの知識は、逆に危険で、多くの人が「聞きかじり」の栄養を学び、間違ったダイエットをして、かえって苦しんでいる姿を見かけます。




私も、これが絶対正しい!というわけではありませんが、自分の身体で検証し、多少は役立つ知識がまとまってきました。





鍼灸は、東洋医学の外科部門です。


外科は、体から、悪いものを「引き算」する医術。


引き算したなら、足し算もしないと、元の状態に回復しません。


栄養学は、鍼灸を補完する知識でもあります。




うつ病患者としての経験

そして鍼灸治療の性質


この二つが、「鍼灸師」が「栄養学」について、語る理由です。




★ 鍼灸治療も受けていましたし、自分でも治療していましたが、うつ病治療で、一番効果を感じたのは、栄養の改善でした。



私たちは、「継続的に」栄養不足が続けば、必ず病気になります。


うつ病も実は、例外ではありません。


心の病気と言われますが、ある種の栄養が長期的に足りないことが、引き金を引きます。それが鉄とタンパク質不足です。




と書いたところで、


「でも、このご時世、栄養不足なんてあり得る?」


と思いますよね。





一日に、この栄養素は最低これだけ必要、こっちはこれだけ必要…ということは、すでにかなり前から分かっています。


しかし、それがゲノム解析が進んだおかげで、その結果、必要な栄養にも、個人差があること…


つまり、一人一人、必要な栄養量が違うらしい…ということも分かってきました。




ある人は、従来の栄養学通りの量を摂っていれば十分なのに、ある人は、その倍の量必要としているということが、あるのです。



栄養学は、ここ十数年で、最も進歩した医学分野です。



しかし、古い教科書が書き換わるまで、まだいくらか時間がかかりそうです。今もまだ、古い知識をベースにして、家庭科の授業は行われていますし、病院の食事や、学校給食も、同様に、古い栄養学の知識をベースにふるまわれています。




遺伝子レベルの検査を行っている病院も、少数とはいえ存在しています。


検査を希望される方は、「分子栄養学 病院」などでググってみてください。




本をお読みになりたい方は、三石巌先生(故人)の『医学常識はウソだらけ』が、入門によいと思います。ご本人の体験が読めます。


また、自分でさっそく栄養に取り組んでみたいと思われる方は、藤川徳美先生の『すべての不調は自分で治せる』、または奥平智之先生の『マンガでわかる 食べてうつぬけ 鉄欠乏女子』をお勧めします。



 

★ 私の個人の体験として、栄養がうつ病に著効したということもありますが、鍼灸治療を充分発揮するためにも、栄養は必要です。(これが一番言いたい)




当院の鍼灸治療は、コリを壊す治療です。

治療時間目いっぱい、必死でコリをつつき、コリを削り、コリを破壊することをしています。


しかしこのコリだって、体の一部なのです。


体の一部を壊しているのですから、壊した分補わなくてはなりません。


「体は食べたもので作られる」


といいますが、食べたものからしか、作られない。




鍼灸は、鍼灸にしかできないことができますが、鍼灸治療は、栄養と睡眠、運動の変わりにはなりません。


鍼灸治療を受けていても、睡眠時間は8時間必要です。栄養にいたっては、普段以上に摂っていただく必要があります。壊した分、作りなおすために。


だから鍼灸治療を受けている方は、普通の人よりずっと栄養を摂ってください。ほかの人よりずっと多く、古い細胞を再生させる必要があるのですから。



 


鍼灸師がサプリメントをお勧めしているからと言って、サプリメントを「当院で売りたい」わけではありません。ご自身で好きなものを、i-HerbAmazonからお取り寄せしてください。



私が今飲んでいるプロテインは、このグラスフェッド(草を食べている牛の牛乳が原料という意味)プロテインですが、これをずっと飲むというわけではありません。できれば、プロテインやサプリメントといった合成のものは、同じものを摂り続けないで、コロコロ変えてください。人工のものを長期摂った時の体への影響は、まだわからないことが多いからです。


本格的にサプリメントや、プロテインを摂る人は、休肝日もあった方がいいと言われています。肝臓の負担から。



こちらのプロテインを飲む前は、これを飲んでました。プロテインの種類が、カゼインとホエイ、二種類入っているということで。上のはプレーンプロテインで溶けにくいのでヨーグルトで食べてますが、こっちは味も美味しく、牛乳でもなんでもよく溶けます。↓↓


ちなみに、溶けにくいプロテインですが、ヨーグルトにはよく溶けます。飲むより食べる方が楽かもしれません。


また、プロテインを摂る場合は、持病や、常用しているお薬との兼ね合いで、マグネシウムを同時に始めたほうがいいとも聞きます。new!


栄養については、どんどん新しい情報が出てきていますから、常に勉強が必要です。



【私が参考にしている栄養の話】








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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


大阪の女性鍼灸師


子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。


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発行者 はりきゅう和-nagomi- やまさき みほ 〒540-0004 大阪市中央区玉造2-16-18

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