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「そこ!」というコリを狙える 大阪の鍼灸院 

病院用語がわからない

先日、私は、指をうっかり包丁で切ってしまって、

9針縫う羽目になったのですが、

その時お医者さんに言われたのが「全治2週間」



抜糸はたしかに2週間後

…だったのですが、

全治でなくて、抜糸までで2週間で、

一か月は傷に熱感があって、

痛みもしつこく続き、

指はまっすぐ伸びないし、

傷がモノに当たったら痛い

「傷に細菌でも入った?」と不安になったりなどして、

今2か月目ですが、せっせと自分でリハビリしています。







お医者さんが言う「全治●週間」とは、



ようになるまでの期間のことで、私としては、



と思うのですが、病院用語では、「全治2週間」だそうです。


病院用語って、本当に癖がありますね。




病院でお薬を貰ったら、

「これを飲んだら(塗ったら)治るんだ」

と考えるのが普通ですが、

痛み止めは、全然、「治すため」の薬ではありません。


でも、その辺、お医者さんの説明って、たまに、すごくあいまい!



頓服薬として、痛いときに飲んでくださいと

そう言って渡される場合と、


そうでなく、治療薬を渡すみたいに

痛み止めをくれることがあって、

私はそのことが、気になっていました。




最近は、院外処方…つまり、病院とは別の

処方箋薬局で薬を貰うことが多いですが、


お医者さんから聞いていた感じと、

薬局の薬剤師さんから説明を受けるときとで、

「それは思ってたのと話が違う」と思うことが。



『あれ…これを飲んだら治るって話かと思ってたけど、

これ、治療薬じゃなくて、ただの痛み止めなんだ…?』



お医者さんは確かに、「この薬を飲んだら治りますよ」

とは言っていなかったけど、


薬剤師さんは、ハッキリ「痛み止めです」

「痛みがきついときに飲んでください」

と説明するので、


『何かニュアンスが違うぞ・・・?』


聞いてた話と、違うんじゃない?と感じた経験は、

私だけでしょうか?





だからといって、お医者さんからどう説明されたか?というと

ハッキリ覚えているわけではないのです。


ただ、よくよく思い出してみると、


「この薬を飲むと楽になりますよ」

とは言ってくれますが、


「このお薬を飲んだら治りますよ」

とは、決して言ってないんですよね。







お医者さんは、すごく、すごく、

言葉を選んで言っていると思うのです。

「嘘」は言わないように。


でも、その場では、患者側が

「突っ込みにくいように」

(つっこんで、質問しにくいように)


それは、5分診療のためであって、

患者のためじゃないですよね。

病院のオペレーションのためですよね、と

思うのです。




お医者さんは、何科のお医者でも、

どこの病院でも、判で押したように、

決まり文句を口にしますが、たとえば


「この薬を飲むと」に続く言葉は、


「なおりますよ」ではなく、

「痛みがおさまりますよ」




そして、治療の終わりには、

「これでしばらく様子を見ましょう」

または、「様子を見てください」



こちらの2つは、微妙に使い分けされている気がしていて、


様子を見る=経過観察


という意味だと思いますが、

「治ったら、もう来なくていいですよ」というニュアンスが

「様子を見てください」の方にはやや強く出ている気がします。




なんて日本的な忖度の世界!

建前と本音!とは思うものの、


私も立場的には、鍼灸師と言えど、お医者さんの側です。


お医者さんの事情も、多少なりとも理解できるのです。


今どき、お医者さんの何割かは、

医療訴訟の経験者だそうで、

言葉に慎重になのは、

決して悪いことじゃない…。


ただ…「説明不足」のきらいはあるんじゃないかなぁ…と。


変なことを言わないのも大事だけれど、

本当に説明すべきことを、ちゃんと説明してくれてるかなぁ…と。

そういう疑問も抱くのです。


とくに、今回みたいに、自分が患者側に立つと。

(↑自分のためでしかない)




冒頭に書いた、私の怪我の例でも、

もうちょっと、丁寧に説明してくれたらいいのに!

と思わずにいられません。



-だいたい二週間したら抜糸できますよ。

-二週間たっても、指の場合、痛みと熱感が続くことがありますよ。

-こういう症状が出たら、検査した方がいいので来院してくださいね。

-お仕事で手を使うのであれば、抜糸してから、リハビリを受けたほうがいいですよ。



ということを、教えてくれてさえいれば!!


口頭で説明する時間がないにしても、

文書とかでくれたら良いのに!



そうしてくれさえしていたら、

心配して「蜂窩織炎※」じゃないか?!と、

別の病院に駆け込む愚は犯さなかった!



(※傷口に細菌が入って起こる病気で、すごく痛い。

蜂窩織炎は「皮膚科」だとGoogle先生が言うので

元の外科病院ではなく、皮膚科に行った)




他山の石、ですね。


これから、もっと丁寧な説明を心がけます。







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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


大阪の女性鍼灸師


子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。


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発行者 はりきゅう和-nagomi- やまさき みほ 〒540-0004 大阪市中央区玉造2-16-18

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