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「そこ!」というコリを狙える 大阪の鍼灸院 

鍼灸の鍼って、どれくらい深く刺すの?

一般に、鍼灸学校では、

「コリの中心に鍼の先端が

とどまるように刺すことが大事」

だと習います。


筋肉のサイズは、たとえば、

頭蓋骨の上と、お尻では、全く違いますので、

「コリの中心」が位置する場所も、

頭蓋骨なら、そのコリの中心までの深さは数ミリ。

お尻であれば、20センチを超える深さです。

体格なんかでも違います。

鍼灸のさす深さは、数ミリのところもあれば、

20センチ以上も刺す場所もあるとうのが、正解です。

一方、学校でどう教えるかは置いといて、

ツボしか認めない、東洋医学的な治療しかしない

という鍼灸師もいます。


そういう先生の場合、

ツボの深さという考え方もします。

たとえば、腎の経絡は、

体の深いところを流れる…

とされていることから、

ちょっと深めにツボに刺すし、

肺の経絡であれば、逆に浅めに…と


やっぱり刺しわけます。

以上を一般論として、では

当院の治療では、どれくらい深く刺すのか?



今、私が考えているコリは、大雑把に3種類あります。


1.骨膜にこびりついたコリ

2.筋膜の癒着

3.皮膚のすぐ下の深さにある癒着


筋肉の癒着タイプのコリの場合、

私の治療は、ルート治療というものです。

みなさん、肩こりありますか?

ちょっと肩のコリを、触ってみてもらっていいですか?


「でかい」ですよね?


これを、ちょこっと一本針を刺すだけで

解消できるかというと、難しいです。

やっぱ物量が大事。



ルート治療も、「コリの中心を狙って刺す」のですが、

コリ…筋膜の癒着というのは、どこか一点ではありません。


癒着は「面」で起こっています。


接着剤をつけるときは「接着面」と言いますね。

癒着も同じ。点でくっついてるくらいなら、

動いているうちに、糊と同じで剥がれるはず。

面でくっついているから、ちょっとやそっとで

剥がれたりしないのです(困ったことに)

ルート治療では、癒着「面」を狙って、

沢山の鍼を刺し、そこにジワジワっと

細胞から染み出た粘液などが流れ込んで、

癒着を剥がしてくれます。


ですから、狙うのは、でっかいコリの真ん中

とかでは、

ありません。

狙うのは、あくまで、癒着面。

そこにコリの中心があります。

その深さは、まちまちです。


指先鍼先の感覚で、

深く刺すところもあれば、

浅くて済むところもあります。




一方、老廃物のこびりつきの場合は、

骨にくっついてることが多いです。


これは掃骨療法といいます。



掃骨療法は、掃骨というだけに、

色々な鍼灸の技法の中で、最も深く刺します。


場所によっては、危険でもあるし、

狙ってしまえないことも多いです。


幸い鍼の届くところにあるとしても、

目視するのは絶対無理。


エコーでもたぶん難しいです。

骨に張り付いているので。

MRIでも・・・厳しいかもしれませんね。


鍼灸師が手探りで探すのみです。


鍼灸師としても、

ものすごく神経は使うし、技術がいるし、でも、

うまくとれたときの、患者さんのスッキリ感的には

サイコー!です。




問題が一つあって。

目視も触診もできないところを手探りするで、

患者さんとのコミュニケーションがある程度できてないと

使えない技だってことです。


うちでは、ルートをしばらくやって、

癒着をある程度剥がしてから掃骨にとりかかります。


でも、あなたのお悩みが深く、

本気で治療に取り組む覚悟があるなら、

一番おすすめの治療は、

ルート治療+掃骨療法

だと思います。






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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


大阪の女性鍼灸師


子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。


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発行者 はりきゅう和-nagomi- やまさき みほ 〒540-0004 大阪市中央区玉造2-16-18

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