2021年8月3日2 分

顔に鍼をして、シミが増える?

最終更新: 2021年8月25日

美容鍼、流行っていますよね。

当院のメニューにはありませんが、治療を目的に、お顔に鍼を刺すことは少なくありません。

疲れ目の治療

顎関節症

鼻炎

顔面神経麻痺

などなど。

意外に鍼灸で、顔に鍼をすることはよくあります。

そういった治療のとき、お顔に鍼をして、シミができるんじゃないか?なんて考えたら、不安になります。

さて、どうなのでしょうか。

皮膚は、一番外側にある「表皮」という部分と、その下にある「真皮」という部分の、二層構造になっています。

さらに、表皮にも底があって、「基底層」といいます。

皮膚の細胞は、基底層で細胞が分裂して、作られます。

それとは逆に、一番外側は、垢として剥がれていきます。

一番外側、一番表面が剥がれていくので、皮膚は「せり上がり」方式です。

そして、シミというのは、皮膚層の中にできた「汚れ」「おこげ」みたいなもので、皮膚の深部から、表面にむかって、浮かび上がってきます。

ですから、鍼で、シミが増えるということはありません。

ただ、「そう見える」ことはあります。

  • 全体的に血行がよくなったことで、くすみがとれ、逆にシミが目立つようになった場合。

  • 小さな内出血ができて、それをシミと誤解した場合。

内出血は、それができた瞬間にしっかり押さえて圧迫するのが一番。

できてしばらくたった内出血も、早い方が対処は簡単です。

内出血しているところに、ごく細い美容用の鍼を刺して置鍼すると、血球成分が来て、食べてくれます。

シミの改善は、美容鍼の専門家も、「定期的な治療を3か月~」と言っています。

皮膚のターンオーバーは、二十代でも28日周期。三十代、四十代だと、その周期は伸びますから、「多少の効果を感じられるようになるまで3か月」

思いのほか時間がかかるのは事実だというのが、いろいろ試して(←とはいっても、自分の顔には面倒くさくてやってない。やれ)

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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)

大阪の女性鍼灸師

子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。

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