2022年4月15日4 分

温める?冷やす?治療2つの段階

怪我をしたとき、ギックリ腰になったとき、

温めるのがいい?冷やすのがいい?

よく質問されるんですが…

どんな場合でも、痛みが生じた直後は、「痛み自体」を何とかしてほしいやないですか?

痛みを消してほしい、せめて軽くしてほしいって、思うでしょう?

そんな痛みが生じた直後の段階では、痛みを消すとか、軽くするための治療が必要。

その時は冷やすんです。

患部は熱をもってカーっとしてますから、キンキンに冷やす。

で、ある程度熱が下がるまでは、冷やして休んで、冷やしてちょっと休んで、…本人がしんどくない程度に…休みを入れつつ(冷やし続けも痛いですから)

でも冷やすのが治療なんです。

でも、「温めた方がいい」という話もよく聞くでしょう?

それは、傷を「完全に治し切る」ための治療。

傷って案外「きれいに」最後まで治し切らないでも、動けるようになったら忘れちゃうもんなんです。

私も去年だったか、手を包丁で切って、えらい縫ったんですけど、指はちょっぴり曲がったまま。不自由がないから、あんまリハビリもせず(医者の不養生)

ひざのすりむき傷とかでも、捻挫でも、そうじゃないですか? 最後はなぁなぁになっちゃいますよね。

でも、それってちょっぴり傷が残ったままになってるんです。

これが古傷。

古傷化させると、繰り返し同じ場所を傷めることもあるので、やっぱ治し切らないより治し切った方がいい。

「ケガが癖になった」野球選手の話なんかよく聞きますよね?

これ、若いうちはまだ筋力があるからいいけど、年をとったら大変なんですよ。年をとったとき、古傷は車いすの原因になることだってある。

冷やす段階は、大抵本当に短い期間です。おおむね、その当日だけ。

でも、それからは、キレイに治し切るために、温めたほうがいい。

「ちょっと痛いなぁ」くらいのとき、ちゃんと温めると治りがいいのです。

皆さん、治療受けるとお金がかかることだし、一回で治してほしいというんですけど、上に書いたように、治療には2段階あるから、最低2回はやった方がいい。

最初は「痛みを軽くする治療」

その後、「今回の怪我を、治りきらせるための治療」

もちろん、痛みをできるだけキチンと治すための治療は、続けた方がいいですけど、結局これ、最後は「細胞分裂のスピード」の問題で、痛みがなくなると同時に記憶も薄れる。

痛みってのは、とくに、組織に破綻が生じた時が、一番痛いもんなんです。

つまり、直後です。

血管に傷がいったら、血管表面から違漏れくなるまでが痛い。

表面さえふさがれば、多少血が漏れてても、痛みは軽減する。

でも、それだけで、血管が完全に再生したわけじゃなく、血管というチューブの内側は、まだブルーシートが貼られているような(仮の材料で補修されてる、工事中)であっても、血管の外に血だまりが出来ていても、とりあえず、、とりあえず、、、、

少々痛くても、活動を止めずに済むように、痛みは治まるように、身体はできてるんです。

だからって、「痛みがない」ことに甘んじてたら、100年も身体、持たない。

80歳くらいで、故障だらけの身体になってる。

鍼灸は、コリを取り除き(鍼による外科的治療)、

血行(血、栄養)を改善(お灸で温める)して治す

東洋医学版、簡易外科手術です。

血の質、栄養の質にこだわれば、もっともっと治ります。

古傷を残さず治すことができる。

だからしっかり栄養を摂ってください。

鍼灸で、身体を手入れしてください。

2つセットにすれば、めちゃくちゃ治るんだから。


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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)

大阪の女性鍼灸師

子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。

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