2022年9月26日3 分

肩や腰が痛い人。マグネシウムとにがりを【補足】

藤川徳美先生のFacebook記事(私は藤川先生の著書を栄養療法の教科書として使っています)に、石灰沈着性腱板炎の「栄養療法」的な治療法は、

1)カルシウム過多の牛乳を飲むのを止める。

2)マグネシウム単剤のサプリメントを摂る。

3)塩化マグネシウム入浴+にがり塗布

ということで、ご紹介します。

石灰沈着性腱板炎の話なので、この病気だけ、肩痛だけ、マグネシウムを摂ればいいと誤解される方がいるかもしれません。

でもそうではありません。

石灰が沈着するのは、肩に限った話ではありません。

私は鍼灸師として日々、腰痛の患者さんを治療していますが、

  • 脊柱管狭窄症

  • 腰椎すべり症

  • 腰椎ヘルニア

など、腰の痛みを訴える患者さんの腰に、びっちりと石灰(らしきもの)が沈着していて、それを目で見ることはできませんが、鍼先で確認しています。

もっというと、

  • 首肩コリ

  • 繰り返す寝違い

  • 手足のしびれ

などなど、鍼灸で出会う様々な疾患、しびれや痛みの症状を起こしている患部、もっと狭めて言うと、「骨」の表面に、石灰らしきものが沈着しています。

難治性のシビレは、とくにその傾向がハッキリしています。

当院にご来院の患者さんには、治療させていただくことができますが、遠方の方はなかなか来院が難しいと思います。

1)カルシウム過多の牛乳を飲むのを止める。

2)マグネシウム単剤のサプリメントを摂る。

3)塩化マグネシウム入浴+にがり塗布

であれば、自宅でもできることです。

(補足)

マグネシウムをこの記事を書いた後、とりはじめ、にがりも身体に塗布するようになりました。

その効果はゼロではないものの、鍼による施術と比較すると、残念ながらかなり効果は弱いものでした。

患部に直接アタックできる鍼の方が、速やかに痛みがとれます。

鍼治療の後、再発予防として、マグネシウムを摂ること、にがりを塗ることは有効かもしれませんが、治療効果は鍼に比べて不十分です。


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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)

大阪の女性鍼灸師

子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。

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