2020年10月18日6 分

腱鞘炎はとにかく治りにくい

最終更新: 2021年8月26日

腱鞘炎や五十肩といった、「手の使い過ぎ」からくる痛みは、とにかく治りにくいのが特徴です。なにせ手は毎日使うもの。ずっとサポーターをして、病気と付き合っていくしかないのでしょうか? 水仕事のとき、サポーターって邪魔くさいですよね…。

腱鞘炎は、痛み止めくらいしか治療法がない?

腱鞘炎で、病院に行っても、まず痛み止めくらいしか処方してもらえません。どうしても痛くてたまらないんで!と言ったら、今度は注射。さらに手術。

なにかもうちょっと他の治療法はないんでしょうか?

腱鞘炎って、どうやったら治るんでしょう? どこに行けば治してもらえるんでしょう?

■ 腱鞘炎には、やっかいなことが3つあります。

一つめ。

どこに行ったら治療してもらえるのかよく分からない。

整形外科?それとも整骨院?

二つめ。

腱鞘炎の痛いところって、ここ!というのが言いにくい。どこが痛いかというと、ぼやっと腕全体が痛い…というか、ここも、ここも、こっちも痛くて、シップを貼ろうとすると、もう腕中グルグル巻きたくなる…。

三つめ。

いつまで痛みが続くのか分からない。

たとえばスーパーに行くと、レジの人が、手にサポーターをつけているのが目に入って、「あ、私と一緒だ」と思うものの、その人はいつ見てもサポーターをつけています。

自分の手が痛いから、手にサポーターをつけている人に目が行くのかな?という気もするのですが、誰も彼も、前はそんなに気にならなかったけど、どこのスーパーに行っても、どのレジに並んでも、レジの人がサポーターをつけているような…。

業界的に、手を痛めやすいから?

なら「どこの治療院がいいよ~」なんて話になりそうなものなのに、治ってる風じゃない…「もしや、腱鞘炎って治らないの?」って気になってきます。

■ 腱鞘炎、早く、確実に治せる方法はないの?

腱鞘炎は、「更年期の一時期だけよ」という話を聞くこともあります。

「でも、私は更年期じゃないし」

「更年期って長いと10年くらい続くって聞くのに、それまでずっと我慢するの?」

腱鞘炎の問題…誰が治療してくれるの? 問題と、治るまで何年続くの?問題

きついですよね。

もっと早く、ちゃんと治せる方法ってないんでしょうか?

サポーターをつけて、痛み止めを飲む以外で。

そう…せめて治療期間、1ヶ月とか、それくらいで痛みがとれればいいのに。

ううん。もうちょっと時間かかってもいい。

治療がちょっとくらい痛くても構わない。

でも治療、一回くらいで治ったら…

治療は、もちろん痛くないほうがいいですが、腱鞘炎のジクジク・・・ずーーーっと続く痛み、辛いですよね。パッと短期間で治してほしい。とにかく半年とか、一年とか、終わりの見えない痛みが続くのが嫌だ!じっとしてても痛いから、休めないときもありますし。

1.「どこに行ったら治療してもらえるのかよく分からない」問題

腱鞘炎って、筋肉や、スジの使い痛みです。

整骨院は、骨、って書きます。(接骨院も)実は、骨の専門家。捻挫や骨折なんかが得意。

整形外科も、骨が主です。

筋肉やスジの専門家は、実は鍼灸なんです。

「整体じゃダメなの…?」

整体は確かに痛くありません。

でも、実は整体師さんが使うワザは、鍼灸の技を整体用つまり手でする形にアレンジしたものが多いんです。

トリガーポイントや筋膜リリースって聞いたことがあると思いますが、元は鍼治療で、それを簡易化したものなんです。

2.「痛いところがはっきりしない」問題

指先の感覚はとても敏感です。指先にちょっと傷があっても「痛い」とか、違和感を感じます。

一方、腱鞘炎の場合、手や手首、腕のどこかが痛いのですが、どこ、と特定しようとしても、「こっちも痛い気がするし…」「でも、ここも痛い気がする…」なんてことありませんか?

私たちのカラダ、身体の奥深くの状態は、ほとんど感知できません。

「なんとなくこのあたり」とは言えるけど、それがどこか、ピンポイントで「ここ」と言えない…

それは、表面ではなく、深部を傷めているとき。

手も腕も、太ももやお尻に比べれば細いのに、輪切りにして横から見ると、腕の骨の上に、たくさんの筋肉が巻き付けられていることが分かります。

整骨院の治療は、電気治療やマッサージなどの、皮膚表面からアプローチする治療。

皮膚の上から電気を流すくらいでは、腱鞘炎は治せません。

せいぜい皮膚と、皮膚のすぐ下の筋肉をぴくぴく動かして、血行をよくするのが精いっぱい。

深部の筋肉にまで、刺激が届くと思えますか?↓↓↓(下の写真はシシケバブ)

鍼灸治療は、身体の深いところにある本当に痛めているところに、鍼が届きます。

「痛いところに刺すなんて痛そう」

と思われるかもしれません。

実際、痛くないとは言いません。

だけど、日常的に筋肉を痛めるスポーツや格闘技をしている方、とくに毎日試合があるお相撲さんなんかは、「筋肉を早く回復するため」に鍼灸治療を受けるんです。

(他の格闘技には、毎日試合があることはないので、お相撲ってすごいハードな格闘技です)

ダメージを受けてボロボロになった筋肉を早く回復させるには、鍼灸しかないって、プロは知っているんですね。

腱鞘炎も、筋肉やスジを痛めて起こる病気。

鍼灸治療は、痛めた部分に直接作用して、早く治します。

3.「いつまで痛みが続くのか分からない」問題

「でも、手はずっと使うし、鍼灸治療でもなかなか治らないんじゃないの…?」と思われるかもしれません。

まったくおっしゃる通りなんです。

手は安静にできればいいんですけど、それが難しいので治りにくいです。

それに「鍼灸って言っても、色んなところがあるし、どこに行ったらいいか分からない…」という方もおられるでしょう。

整形外科疾患に強い鍼灸院を選ばないと、「いつまで」があいまいです。

3回の治療で、最初の痛みが半分以下になるとしたらいかがでしょう?

5回治療を受けたら、元の痛みの2割くらい。

実のところ、痛みを0にするのは、腕がかなり良くても難しいですが、5回治療を受けて、2割以下にできれば、確実に治っていくルートに乗ったと言えます。

それは腕のコリかたまった芯の部分を狙える鍼灸だから。

ちゃんと腕のコリにアプローチできる鍼灸を選んでくださいね♪

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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)

大阪の女性鍼灸師

子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。

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