2020年11月4日5 分
ちょっと前置き
健康への意識が高い政治家や実業家、芸能人、プロ野球選手などアスリート、そんな“替えがきかない仕事”をしている人は、健康情報、とくに治療家情報に目がありません。(教えてあげるとすごく感謝されます)
「あの先生、腰なら一発で治してくれるよ」「2年通ってるけど、まったく風邪をひかなくなった」といった、具体的な治療効果が自分のニーズに合っていたら、すぐ試してみるフットワークの軽さを持っています。
あの志村けんさんは、毎週(!)台湾の鍼灸院に通っていたことがあるという話ですから、一般人には真似のできないレベルのフットワークです(汗)
たしかに鍼灸は、整骨院や整体に行くより勇気がいります。けれど、プロ中のプロと呼ばれる方が選んでいる鍼灸。
効果は抜群(らしい)
だけど、ちょっと怖い…鍼灸院
どういうときに行くのでしょう?
鍼灸とは、「滞りを取り除き」「血行を改善して」「患者さん自身の免疫力を向上させて」治すというもの。
どんな疾患も、「早く治す」「きれいに、きちんと治す」というのは、鍼灸の得意な分野です。
骨の整復はできないので、骨折の治療には向いていません。
実際あった話ですが、「骨がどうしてもくっつかず」2か月たってもギブスがとれなかった方がいました。その方はあるツボにお灸をはじめると、骨がくっついたそうです。
でも、鍼灸はちょっと…なにせ痛いし、鍼刺すし、怖いし…というのが、鍼灸治療をためらう理由。でも「痛い=その分効く」というのも頭では分かっていて。
「マッサージでは、もう全然追いつかない」
「整体に行っても、カイロでも治らなかった」
「でも、まだ手術はしたくない」
という段階になって、はじめて向かう鍼灸院。
そう。確かに鍼灸は、整体・カイロ・マッサージで治らなかったら、そのときに行く治療院なのです。
でも、医者ではない一般人に、自分のカラダがどれくらい悪いか、症状が重いかなんて、判断つきませんよね。
判断できないときこそ、鍼灸に行ってみるのがいいのかもしれません。
手術しなくちゃいけない状態なのか。マッサージで様子を見ていていい状態なのか。それとも数回の鍼灸治療で治るのか。相談するために「医療系国家資格」を持つ鍼灸師を訪ねてもいいのではないでしょうか?
ようは、「健康の知恵袋」です。
ただ、本当に重症の、なかなか治らない痛み10年も20年も抱えている痛み、「慢性痛」には、鍼灸がおすすめです。
いかにも鍼灸が得意そうな分野ですが、鍼灸にできることは、「滞りを取り除き」「血行を改善して」「患者さん自身の免疫力を向上させて」治すこと。
ですから、滞り、そこから来る血行の悪化がベースにない場合、それほど効果はないかもしれません。
まずは、診たてが肝心です。
なぜ冷え症なのか?なぜ低体温なのか?むくみの原因は何か。疲れの原因は?生理不順はどこから来るのか?
長く続く疾患…「慢性疾患」の場合、原因として考えられるのは、
です。
鍼灸に加えて、こういった問題を解決していくことが治療になります。もちろん、鍼灸師はこういったお悩みに寄り添う専門家です。
病院で説明を受けて、薬を渡されるだけでは、自分の身体の問題を理解できないこと、多々あると思います。むしろそういうことの方が多いですよね。
患者さん、お一人に、時間をかけて寄り添う治療は、私たち鍼灸師に任された分野だと自負しています。
慢性痛も、慢性疾患も、昨日今日の問題ではないはずです。「なぜ私はこんなに苦しいの?」生活から紐解いて、治していく、二度と同じ悩みに苦しまないでいられるように、導いていくことが私たち鍼灸師の仕事です。
身近に「慢性痛」「慢性疾患」にお悩みのかたがいたら、ぜひ当院の治療を試してみてください。
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山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)
「元気があればなんでもできる」と言いますがひっくり返せば「やりたいと思うことができないのは元気がないから」
子どもの頃、働く母親の背中を見て育つ中、どれだけ忙しくても続けられる治療院があったらな…と思ったことがきっかけで、気付けば自分が治療家になっていました。
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