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当院の治療法

コリを根こそぎにする鍼
​ルート治療/みやこ式/灸頭鍼

当院の鍼灸治療は、すべて一貫して「コリを取り除いて(はり)血行を改善(お灸)して治す」ための手段です。

鍼灸に限っても、色々な技法がありますが、当院にとって、技法とは、すべてコリをとりのぞく手段に過ぎません。ですから、技法によって料金を区別するということは意味がないと考えております。

都度都度、「その」コリを取る上で最適な技法を使います。

ですから、当院の料金体系は「時間制」です。最初は「お試し」のつもりで、気楽に30分コースでご予約ください。(その際、事前に重要事項説明書にお目を通していただけるとありがたいです)

当院で行う技法は、すべて私自身が患者の立場に立ったとして、確かな効果を感じたもの「だけ」で構成しています。

私が効果を感じなかった技法を、当院で用いることはありません。

コリには、浅層のコリと深層のコリがあります。技法の違いは、狙うコリの場所の違いがもっとも影響します。

一番浅い層…裏ルート治療や集毛針という方法、カッサという方法があります。

中間層…正ルート治療を用いることが多いです。みやこ式もここです。

深層…当院では、骨に石灰がこびりついている場所は、灸頭鍼を行うことが多いです。

(1)ルート治療

ルート治療は、すべての病気の原因にコリがあると考えます。体の中には様々な形でコリが存在しています。毎日の生活の中でコリは少しずつ、蓄積されていき、患者さんの中には、1万、10万、100万と大量のコリを貯めこんだ方もおられます。

 

そのコリを一回につき、10とか100とか、ちまちま取っても、患者さんは治らない。ルート治療でガツン!と10,000,20,000のコリをとれば、患者さんは早く治ると考えます。

  • ​鍼の刺し方は比較的浅めに刺す

  • 一般的な鍼よりずっと太い鍼を用いる。

  • コリの中央に鍼先を「とどめる」「縫い付ける」、「ピン止めする」といった感覚を重視する。

  • 置鍼という手法を用いる。

  • 100本以上の大量の鍼を使う。

  • ​広範囲の治療が得意。

ルート治療は現在進行形の治療法ですが、当院で行うルート治療は、そのうち正ルートと呼ばれているものと、裏ルートの2つを使います。

ルート治療は、「置鍼」といい、太めの鍼を刺して時間を置ます。

 

鍼を刺して時間を置く「置鍼」という技法をとる鍼灸院は多いのですが、通常はせいぜい10本、20本・・・少なければ、鍼は、たった1本です。

ルート治療の特色は、上記の写真のように、鍼を大量に使い、コリを囲みこむことにあります。「コリを面としてとらえ」る治療法だといえます。

 

ルート治療以前は、ツボという「点」、トリガーポイントという「点」を治療ポイントとすることが「当然」とされていました。

皮膚の下にあるコリ、目で見ることはできないコリを、塊として捉えても、治療ポイントは「点」だったわけです。

けれど、コリはカタマリであり、点ではなく広く広がっています。それをそのまま治療しようと考えたその発想が、パラダイムシフトだったのではないかと思います。

(2)みやこ式標準鍼灸

当院オリジナルの技法です。

私は、鍼灸学校卒業後、一時整骨院にお手伝いに行っていました。

その整骨院の院長が重い病気を患っていたため、院長の代理として、患者さんをマッサージする場面があり、必要を感じて「指圧」を学びました。

そのとき学んだ指圧の技法と、私の師匠「みやこ先生」から学んだ鍼灸の技から編み出しました。

指圧の師匠が教えてくれた、コリのたまりやすいポイント。

鍼の師匠・みやこ先生から学んだ、コリのたまりやすいポイント。

指圧と鍼、コリを見つける方法としてこの二つをベースに、骨格ケレン療法の小橋先生から学んだエッセンスも組み込んでいます。

(3)灸頭鍼~きゅうとうしん~

この灸頭鍼という技法は、歴史が古く、また、市中の鍼灸院でもよく行われる技法です。

お灸の先端(持ち手の部分)にもぐさの塊をつけ、お灸する技法です。

当院は、この灸頭鍼も多用します。

コリは、かなり大きなサイズでくっついていて、しかも骨と見まがうほど硬くなり、容易にとれないケースがあります。そう言うとき、当院では灸頭鍼を用います。

硬くて取れないコリをとる上で、灸頭鍼はリスクが小さく効果は大きいです。

また、鍼だけより、灸頭鍼の方が、術後、患者さんのダウンタイムが軽く済むことが多いです。

メリットの多い治療法です。

当院では、上記の治療法を組み合わせて使います。

術前には、どの方法が最善か知るすべはありませんので、どの技法を使うかは、私の判断に任せていただくほかありません。

​当院の料金体系が時間制なのは、どの技法を使うか、その場でしか分からないことが多いからです。

灸頭鍼(足裏)

↑の写真は足裏に灸頭鍼をしたときのものです。ちなみに私の足の裏です。足裏は痛みに敏感なので、鍼をたくさんするのは耐えがたく、灸頭鍼をすることが多いです。

ある程度太い鍼でないと、鍼がたわんで危険になります。ななめに刺してもたわまない鍼を使います。

ルート治療

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