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鍼灸は東洋医学の外科だから

こり固まり、古く錆びた細胞を壊して取り除く観血治療です。

治療後も注意が必要です。

◆治療した日は早く寝る◆

◆タンパク質と鉄を摂る◆

◆当日の飲酒は禁じます

Acupuncture

​当院の治療

ドラマで鍼灸治療を見たことがある方も多いと思いますが、古代の鍼灸と現代の鍼灸、中国・韓国の鍼と日本の鍼には違いがあります。

実際に鍼灸院で使っている鍼を見たことがありますか?

​実物を見ると、注射針のか、たたみ針、縫い針とは全然違うものなので、びっくりされたんじゃないでしょうか?

こういった色々な針、「注射針」、「縫い針」、「たたみ針」は、硬く、太く、しならず、曲がりません。

一方、日本鍼灸の「鍼」の特徴は、柔らかく、細く、しなり、曲がるということです。

​鎖国していた時代から中国・韓国とは違う進化がはじまり、さらに現代技術の力によって、日本鍼灸の鍼は、折れにくく、良くしなるものになりました。

また、管に入れて使用するというところも特徴です。

現代はプラスチックで作られた透明な管(使い捨てにするため)が主流です。

この管に入れて使うというのは、江戸時代の日本の鍼灸師の発明で、日本発祥、オリジナルです。

日本人の繊細・過敏な体質に合わせて、日本の鍼は、大陸や半島よりずっと細く、細く進化してきました。

しかし、あまり細くてしなると、身体に刺さりにくくなります。

​そこで細い鍼を刺すために生まれた管・・・管鍼法(かんしんほう)と言います。

なるべく刺激…体に与える害…は少なくしよう、という繊細さは、日本鍼灸の長所です。

とはいっても、細い鍼だと、どんなコリでも取れるというものではありません。硬くて大きいコリを細すぎる鍼でとるのは、耳かきで山を崩すようなものです。

とりにくい大きなコリには、別の鍼、別のやり方があります。

​古代中国で使われていた「古代九鍼」は、現代日本の鍼とは違い、「外科手術」の道具に近いものです。

 

もともと身体に溜まった膿をとるため、石の破片を薄く加工して使ったことが、鍼灸治療の始まりでした。ですから、畳針のような鍼もあります。

はり(鍼)

 

鍼灸治療の道具は、鍼(はり)です。現在、ほとんどの鍼灸院では、ディスポーザブル、つまり使い捨ての鍼を使っており、当院の鍼も使い捨てです。

初診の方には、実物の鍼を見て、触っていただきます。

​そうすることで、鍼の細さとしなやかさ、丈夫さを実感していただいてから治療に入ります。

​当院の特色の一つといっても良いことが、初診の方への説明の丁寧さです。

半米粒サイズの
​伝統的なもぐさ灸

お灸(もぐさ)

 

伝統的な鍼灸で使うお灸は、もぐさというものを指で丸め、形を整えたものです。

ただ、当院では、肌に「あとかた」「火傷」を作らないよう、灸点紙というシールに乗せて使います。

灸点紙も肌に直接触れますので、使い捨てです。

​この方法でのお灸は、熱いのですが、その熱さは一瞬です。ごくごく小さく作るからで、米粒大、半米粒大、さらに小さな糸状灸と、形によって呼び名が変わります。

お灸の種類

 

お灸は数種類を使い分けます。

1.右写真の伝統的な「もぐさ」と線香。

2.わんちゃんの頭に乗っているものは、台座灸という誰もが使える市販のお灸です。

3.服の上から使え、広範囲を温める箱灸です。

​どれを使う場合も、目的は「温めて血行を良くするため」です。

台座灸
伝統的なお灸道具
​もぐさと線香
実際の治療

《切皮》

管鍼法では、管と鍼の長さに差があります。せいぜい5ミリほどの差です。皮膚に管を押し当て、鍼を入れると、その5ミリ分、鍼の頭が管から出ます。

それを「とん」と(具体的には50gの圧で)叩くと5ミリ分、鍼が皮膚を破り、身体に入ります。これを「切皮」と言います。

余談ですが、痛点は、皮膚の上、筋膜(筋肉を包む膜)の上、骨膜等の膜の上に点在します。痛点は目で見ても分かりませんが、当たらなかった場合、「鍼が刺さった感覚がない」ことすらあります。それだけ鍼は細いので。

《痛みをとる治療》

単純に痛みをとるだけであれば、血行をupすれば良いのです。痛い部分エリア全体に、先ほどの切皮という操作を周辺一面に繰り返せば、それだけで血行は良くなり、発痛物質が流出し、痛みも消えます。

ちなみに、悪いところが体の中でも、その表面に当たる皮膚は過敏になっていますので、悪いところの皮膚に鍼が当たると、ほかの部分とは明らかに違います。

​痛みをとることだけが目的なら、深く刺す必要はまったくありません。しかし、本格的に、痛みの原因を治療しようと思えば、患部に鍼を刺さないわけにはいかないのです。

実際は、患者さんの体質の強さ、治る力に左右されます。ご本人の回復力以上に傷つけてしまえば、新たなトラブルの種を増やすだけに終わります。治る力の範囲内で治療するには、ご本人の身体の状態を慎重に把握しなくてはならないのです。

​そのため、初診時から数回は治療も様子見になります。

​#治療の実際