2023年1月14日5 分

「どれくらいで治る?」人日の見積もり

ちょっと過ぎましたが、1月7日は、七草がゆの日でした。

別の呼び方では、五節句の「人日(じんじつ)」です。

この「人日」を「じんじつ」ではなく、「にんにち」と読むこともできます。

これは、工事現場などで、作業にかかる日数のこと。一人の作業員が丸一日作業して終わる作業量が一人日。つまり人日とは「作業量」です。

病院で、患者さんが最も聞きたいこと、

「私の病気は、どれくらいで治りますか?」

という疑問に対する答えのヒントが、この人日にあります。

ポイントは!

実は医者・治療家は治してるようで、治してないということです。

治療における人日って、私たち医者・治療家の人日ではなく、白血球・赤血球にとっての人日で考えなければならないんです。

ご存じの通り、彼らのサイズは数ミクロンです。

ただし、数はべらぼーに多い。その数で、彼らは皆さんの身体を治します。

問題は、皆さんの中に住んでる彼らの数が減ってることです。

少子化日本のように、労働人口が少なくなっている!

その影響が如実に出はじめるのが、40代の身体です。

医者・治療家が「あと5回くらいです」といっても、

「そんなはずはない。本気出せば、もっと早く治るはずだ」

そう言って信じないんです。

でも、治療の人日は、私たちの作業日数ではなく、その方が使える労働人口(血球たちの)次第。

私たちは経験から、性別、年齢、運動歴etc.で「この人だったら、これくらいかな」と考えていっています。

でも、患者さんは信じないですね。

「俺が若い頃は」・・・いや、それ、言ってること老害やん!

もう若くないんだから、1回や2回の治療じゃ、治りませんよ。

赤血球とか白血球の数とか、質とか、目に見えるもんじゃないし、健康診断では一応異常なしってなるから、分からないんですよ。身体が昔と違うってことが。

違うんですよ。健康診断の数値。あれ、日本人の平均って話で、みんな揃って貧乏だったら、自分が貧乏だってことに気づかないのと同じで、日本人全員が栄養状態良くな…げふんげふん。

おっと本当のことを言ってしまうところでした。

これだけは知っておいてください。

人体というのは、彼らにとって巨大です。彼らが数多いからって、手は全然足りてないんだってこと。

長年の栄養の偏りで、彼らの数も次第に減ってってるってこと。

ま、ようはあれです。

非プログラマーの営業が、無茶な人日で契約とってくるようなもんです。

料理をしないおっさんが、スーパーで子連れの主婦に「ポテサラくらい自分で作れ」というようなもの。

実際の大変さを知らない人は、見積もりがどうしても甘くなる。

医者・治療家が治してるんなら、プログラマーをムチ打つように、治療家をムチ打てば良いという考えにもなるでしょうが、私たちをせっついても、早く治ったりはしません。

病気を治してるのは、その方の身体にいる、白血球や赤血球や、細胞分裂であって、治療家は単なる手伝いに過ぎないんですが、でも、私たち医者・治療家も必要です。

それでも医者・治療家は必要だ

赤血球たちにとって、身体っていうのは、巨大迷宮です。

イメージしてみてください。

あるところで、トンネルが潰れて、人の力では動かせないような巨岩にふさがれている…

「ここにブルドーザーがあったらなぁ」

そういう場面。

血球たちの力では、どかすことができない巨岩を、私たち医者・治療家がどかしているんです。

血球たちがどれだけ人日を使おうが、できないことが、私たち医者・治療家にはできるのです。

体の中には、皆さんが思う以上に「工事中」の場所が残置されています。

巨岩のせいで、血球たちが修繕できず、放置されているところ。

「古傷」です。

そんな古傷が増えることで、人の身体は調子を崩していく。

年を取って、膝が悪い、腰が悪い、歩けない。その原因はこういった、放置された古傷にあるんです。

とくに若いころ健康で、長年病院・治療院から足が遠のいていた人は、「人日」の見積もりが甘い傾向にあります。

脳みそが若いころの記憶を更新していない。

あの頃の半分くらいに、血球の数が減ってるのに、同じ人日で治るわけがないでしょう!

だいたい、どこか悪くて、「調子悪いな。治らないな」と感じて、半年、一年すでに過ぎているなら、それはほっといてもこの先治りません。治療受けないと。

治療期間の見積もりも甘いです。

1回や2回で治ると思ってる方がどうにかしてる。

大体1クール6~7回ですよ。

2週に1回で3か月。毎週治療して2か月くらい。

現実はしょっぱいもんです。

自然治癒だけで治ったりなんか、しません。

治療は必要なんです。絶対に。

じゃないと、「古傷」がどれだけ増えるやら!

年齢を重ね、自然治癒力が下がってきているとしても、それをあげる方法があります。

栄養、運動、睡眠の内、栄養は、ちゃんと摂りさえすれば補えます

鍼灸+栄養療法が、健康を取り戻し、自然治癒力を回復させる、最高の治療法です。

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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)

大阪の女性鍼灸師

子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。

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