2023年11月5日4 分
最初の一回目の治療で、上がらなかった腕が上がった。
これは、治療が効いている証拠だと感じられます。
しかし次回の治療までに、次第に上りがあるくなるという現実もあります。
これは、治療は効果のある治療を受けています。
身体には十分「治るポテンシャルがある」のですが、その状態を「キープできない」のです。
血行の良い状態を、神経が通っている状態を、そして筋力を、維持する力を落としてしまっています。
ですから、治療を受けると同時に、無理しすぎないよう留意しながらも、腕を動かして、血行・神経の疎通・筋力を鍛えて、力をつける必要があるのです。
力がついてきたら、治るので、安心して効果のあった治療を受け続けて良いと思います。
一回の治療では、まだ十分効果があるとは思えなかった。
腕は上がらなかったし、膝は痛いまま…だとしても、効果がないわけではありません。
一番最初の状態を思い出してみてください。
痛い場所がハッキリしてきたし、痛い場所が以前に比べて小さくなっている…としたら、これもまた、治ってきている証拠です。
痛みも（あと薄毛もそうなのですが）、治るときは、周囲から治ってきます。
正常な部分に、痛みのある部分が囲まれているとして、「治る」ときは、正常な部分と痛みのある部分の境界から治り始めるのです。
ですから、痛い場所、しびれる場所が、小さくなってきている、または、痛い場所が前と比べてハッキリ「ここ」と言えるくらい、明確になってきているとしたら、それは治療が効いている証拠なのです。
痛い場所が分かっているのです。でも年数がたち、こじれてくると、痛い場所があいまいになります。
ぼんやり、「この辺り全体が痛い」
「腕全体がしびれる」「肩全体が重い」
治ってくると、「ここ！ここが痛いんや！ここだけ治療してや！」
と、指で「ここ」と指示できるくらい、狭くなります。
…最後の最後まで、痛い、その「一点」が治らない場合もあります。
そういう場合は、腕の良い治療家でないと治せません。
治療家の腕の差は、そのあたりで出ます。
あとは、その一点というところまで、絞る「早さ」にも、腕の差が出ます。
治療家の腕の差を見る、見どころです。
当院の鍼灸と栄養療法（メガビタミン療法）は、きっとあなたにとって、健康づくりの一番の味方になれると思います。
大阪市中央区玉造の鍼灸院、はりきゅう和-nagomi-、土日も鍼療、木金は夜八時まで開けて、皆様の健康づくりのお役に立とうと準備しております。
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山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師（国家資格 はり師＋きゅう師）
はりきゅう和-nagomi- やまさき みほ
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