私は毎月、かかさず歯のメンテナンスに通っているのですが、通い始めて半年目に、二つ、虫歯の治療をしています。
「なんや、歯のメンテナンスしとっても、虫歯になるんやないか!」
と思いましたが、それからすでに一年以上。
その後、虫歯が増えることはなく、学習意欲に乏しい私の脳みそも、ちょっとずつですが、歯磨きが上手になって来たみたいで、歯が白くなってきてます。
そして、これが大事なことですが、それっきり、虫歯は増えていません。
「鍼灸治療はすぐに効くものではないけど、続けていると免疫力があがって、風邪をひきにくくなりますよ」
なんて言葉を聞いたことはありませんか?
また「鍼灸治療は未病治療」という言葉。
東洋医学には、西洋医学にはない「未病」という段階がありますが、鍼灸が、病気発症の手前の状態である未病を治すと聞いたことは?
この記事では、鍼灸には本当に、予防的な効果があるのか?ということについて、検証してみたいと思います。
【目次】
(1)将来の大きな病気の元を断つ!
(2)免疫力向上効果
(1)将来の大きな病気の元を断つ!
私が、歯のメンテナンスをしようと思ったきっかけは、奥歯のブリッジです。
ブリッジの下、歯と歯茎との隙間に、歯垢が溜まって、歯周病になり、口臭がするようになったら怖いなと思ったことがきっかけ。
歯ブラシでも、普通のデンタルフロスでも、きれいにできないことは分かっていましたから。
口の中は、鏡越しでないと見ることができません。
自分の背中はどうでしょう?
やっぱり鏡越しでないと、見ることができません。
案外自分のカラダって、ちゃんと見えないところ、多くありませんか?
足の裏とか、ふくらはぎとか、太もも、お尻、背中、首の後ろ、後頭部…見えないところって多いですよね?
見えないのは背中だけじゃありません。
皮膚の下の状態って、目では見えませんよね。
鍼が、ほかの民間療法と一線を画しているところって、そこです。
鍼は治療しながら、同時に、皮膚の下にある異常を探る「探査鍼(プローブ)」でもあるんです。
もちろん、鍼先で感じるものがなんなのか、鍼灸師も目では確認できません。でも、ひざ痛なら、ひざに。腰痛なら腰に。鍼は異常を発見します。
私は、その異常なものに(勝手に)名前を付けました。
ラード
ラクガン
ガリガリ
患部に見つかる何か、普通ではないものを、専門用語で「病理物質」と呼びます。
ある鍼灸師は、これを身体の中についた「歯垢」のようなものではないか? と言っています。そう考えると、病理物質というより、ちょっととっつきやすくありませんか?
カラダが産みだしたものには違いないのですが、自然にはがれるカサブタなんかとは違い、私たちが手を貸さないと、病理物質はそこに居座り続けます。
カサブタと歯垢の違い…ほっといたらなくなるものと、ほっといても、消えないもの。
カサブタは剥がれると、下から綺麗な皮膚が出てきますが、歯垢は、ほっといたら虫歯ができるだけ。
歯に歯垢が付くのも嫌ですが、カラダの内側に歯垢がつくのはもっと嫌です。
私は、この身体の中にできる歯垢が、後々色んな病気のおおもとになっていくんじゃないかと、そう考えています。
鍼は、この身体の中につく歯垢をとることができます。
皮膚の上からいくら刺激しても、体の中の歯垢を見つけることも、ましてやとりのぞくこともできませんが、鍼は直接、体の中にできた歯垢に触れ、取り除くことができるのです。
-私が考える、鍼灸の予防効果その1-
カラダの中の歯垢をとって、将来の大きな病気の元を断つ!
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PROFILE
山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)
「元気があればなんでもできる」と言いますがひっくり返せば「やりたいと思うことができないのは元気がないから」
子どもの頃、働く母親の背中を見て育つ中、忙しくても続けられる治療院があったらな…と思ったことがきっかけで、気付けば自分が治療家になっていました。
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