「そこ!」というコリを狙える 大阪の鍼灸院 

審美眼てなんや?「芸能人格付けチェック!」を観て考えた

onoしっかりテレビ東京の『開運!なんでも鑑定団』


好きな番組なのですが、鑑定団の鑑定能力の高さに、毎度びっくりさせられますね~~


どうってことなさそうな品でも、すごい値段がついたり、逆に「これ高そう」と思ったものが、偽物だったり。




ルネッサンス期の画家の場合、1枚の絵画作品を、一人で描くのではなく、「工房」の主、一番弟子、二番弟子、三番弟子…、一番大きく描くメインキャラクターを工房の主が描いて、わき役キャラクターや背景は、弟子が手分けをして描くというスタイルがとられていたそうです。


かのレオナルド・ダ・ビンチも、少年時代、フィレンツェのヴェロッキオ工房というところで徒弟として勤めていたらしいんですが、


ヴェロッキオの工房で製作される絵画のほとんどは、弟子や工房の雇われ画家による作品だった。ヴァザーリはその著書で『キリストの洗礼』はヴェロッキオとレオナルドの合作で、レオナルドが受け持った箇所は、キリストのローブを捧げ持つ幼い天使であるとしている。そして、弟子レオナルドの技量があまりに優れていたために、師ヴェロッキオは二度と絵画を描くことはなかったと記されている(ウィキペディアより)


審美眼てなんや?「芸能人格付けチェック!」を観て考えた
審美眼てなんや?「芸能人格付けチェック!」を観て考えた


このエピソードを知ってから、「これ、現在だったらどうなんだろう?」とよく考えます。


上記のようなやり方は、ヴェロッキオ工房オリジナルではなく、世界中で似たようなことが行われてきました。


たとえば、弟子が描いた龍の絵に、師匠が目だけ、描きこんで、「●●大先生の作品」として売られる…ということが、よくありました。




芸能人、格付けチェック』も、大変な人気番組です。


この番組、芸能人の味覚、美的センスなどを競うクイズ番組です。たとえば、バイオリンのストラディバリウスと、安物のバイオリンを、一流バイオリニストが同じように演奏して、どちらがストラディバリウスか、当てさせるといった問題が出されて、正解を言い当てることができなければ、一流から二流、二流から普通、三流、「そっくりさん」、「テレビに映す価値無し」と、芸能人としての格付けが下がっていきます。


この番組の名物と言えばガクトさんで、ガクトさんは、これまでずっとこの番組で、「一流芸能人」(一流の審美眼の持ち主)のポジションをキープし続けておられるそうです。




先日も、この番組の特番があったのですが、一流と目される有名芸能人の方でも、めったに「一流」の座をキープし続けることはできません。




もしも、絵を二枚出されて、一方は、レオナルド・ダ・ビンチの若き日のデッサン画。方や学生が描いたダビンチ風のデッサン画を出されて、私たち、普通の人に言い当てられるものでしょうか?


…私たちには、難しいですよね。


でも、これが、『なんでも鑑定団!』の鑑定士の方だったら?




このご時世、自分自身では、ものの真贋を見分けることができなくても、その気になれば、プロに鑑定していただくことができます。


弟子が描いた龍の絵に、師匠が目だけ入れる…


昔々なら、それでも、人はありがたがってくれたかもしれません。


でもこのご時世、もしそんなことをされたとわかったら?


「知らぬが仏」なんてことは、ないのではないでしょうか?





『なんでも鑑定団』によくある、3代前のご先祖が、かの有名な◎◎先生の作品、として購入した壺やら絵が、とんだ偽物・食わせ物、という話。


昔は、偽物がなかなかバレなかった。


ところが、今は、とても早くバレてしまう。


(私はとてもいい時代になったと思います)





私、批評家ってすごく大事な存在だと思うんです。


だれもが、ガクトさんのような、一流の審美眼なんか持ってないですから、なんでも鑑定団の鑑定士さんや、批評家の審美眼を借りて、「これは一流の品なんだよー」「こっちはそうでもないんだよー」ってことが、解説してもらえないと、なかなか物の価値って分からないですから。





ところで、医療の世界も、芸術品と似た問題がありまして。




えら~いお医者さん。


さっと出てきて、一瞬脈をとって「うん、◎◎だね」


弟子が「はは~~~」と言って、ありがたい大先生のご診断通りに、薬を処方する…




どこかで見たことありますよね?


昔々ってほど、昔じゃなく。今もあるかもしれません。『白い巨塔』


大学病院の「ご回診」のシーンですよね。


ここは大奥か!っつーほど、人を大勢ひきつれて、大先生が、病棟回診するんです。




問題は、医療には、プロの批評家もいなければ、なんでも鑑定団もいないってことです。


それでも、最近になって、多少は医療ミスが暴かれたりするようになりましたが、まだまだ医療の良しあしは、きちんと評価されていません。




絵画は、大先生の絵か、それとも弟子の絵かで、絵の値打ちが変わります。


ほとんど弟子が描いた絵に、師匠が目玉だけ入れた絵だと知ったとき、「騙された!」「偽物だ!」ほとんどの人がそう思うことでしょう。


治療の世界には、まだまだ批評家が足りない。鑑定団が足りない。


だから偽物が跋扈する余地がたっぷりあります。




良しあしを見る目。


しっかり磨いていってください。


批評家がいない治療の世界では、あなたを守れるのは、あなただけなのです。







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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


大阪の女性鍼灸師


子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。


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