うつ病を体験した人が、皆そうなるというわけではないと思いますが、私の場合、うつ病は筋力を落とすという形であらわれました。
そして、筋力が落ちに落ちると、最後(さらに上もあるかもしれませんが)寝返りが打てなくなりました。
寝返りが打てないと、寝るのが凄くしんどいです。
というか、最初は、自分が寝返りが打てないことが分からないです。
気づくことができない。
「なんか、最近寝てるとしんどいなぁ」
うつ病なんで、寝付けない、寝てても中途覚醒で目が覚めるってのは、当たり前なので、眠りが浅いとか、寝ても疲れがとれないとか、そういうことには疑問は感じないのです。
「寝てるとシンドイ」になったとき、私はたぶん、悪い方に一皮むけてしまっていたのです。
寝付けない
↓
眠りが浅い・寝ても疲れが取れない
↓
中途覚醒・早朝覚醒する
↓
↓
↓
↓
寝るとシンドイ
たぶん、こんな感じ。
首が悪いのか、枕が悪いのか、なんだろうなんだろう、色々考えて、やっと最後に気づくのです。
「あ、寝付いたときと、起きたときで、姿勢がビタイチ変わってない」
寝たときの、そのまんまの姿勢で、朝目覚める。布団が乱れない。
寝相がいいわけじゃないので、布団が乱れてないのはおかしい。
「睡眠薬飲んで寝てると、そうなのかなぁ?」
とも思ったのです。
でも、睡眠薬のせいにするには、寝返りを打ってないっぽいことが、説明つかない。
で、うつ病を患ったばかりのときではなく、かなり後になってからの話なのですが、私、断食道場に入ってみたのです。
9日間入って、9キロ痩せたんですが、そこが、西式健康道場というところで、なんと、そこでは、断食だけでも大変なのに!
板の上に寝る!
枕も、木の枕!木製!
硬い!
板の上に寝ると、当然ですが、硬いのです。痛いのです。
寝返りすると、不自然な感じがして、目が覚めるのです。
そして、朝起きると、背中がなんか冷たい。(木だから冷えるのかなと思います)
寝返りが打てないと、背中の血行悪くなる!(板の上に寝てるからなおさら、血行悪い)
断食道場に入ったのは、退職して、まあ普通に生活できるようになってきていたときだったので、寝返りできないと大変ということを自覚するまで、かなり時間がたってしまっていました。
寝返りできないって、大変なことなんです。
寝返りできないことで、身体は確実に悪くなる。
でもいったんできなくなると、できるようになるまで大変。
木の板の上に寝て、寝返り打てない問題の深刻さを自覚して…ひいては、それが筋トレが必要だという自覚に繋がっていきます。
免疫力低下と筋力の低下。
気づいたときは、もうそれはかなりうつ病が重い状態です。
というか、うつ病が重いときは、なかなか本人、気が付けないかもしれません。
あと、余談ですが、断食はともかく、板の上には寝ない方がいいかなと。
背中が冷えますし、あまり健康にいいとは思えませんでした…はい。
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PROFILE
山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)
大阪の女性鍼灸師
子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。
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