患者さんから、「私のコリ、あとどれくらい溜まっていますか?」と訊かれて。
量は表現しにくいのですが、その場で出てきた答えが、
「びっちり身が詰まったかにの、かに味噌くらい」
間違ってました。
私がかに味噌に例えたのは間違いで、あれは「カニの内子(うちこ)」というものだそうです。

というか・・・訊かれているのは「コリの量」であって、コリの質感ではなかったんで、かに味噌か、カニの内子かって問題じゃないんだよね・・・(鬱)
上の写真のオレンジ色の部分。
食べると硬くて、かすかな苦みがある。癖の強い珍味「うちこ」
背骨についているコリは、この内子が固まっているような感じ。
量は…わかんないですけど、その患者さんの場合、首の付け根から肩の付け根の間には、かなりビッチリつまっています。
つか、コリの量って測れるんですかね…?どうやって…?解剖しないと無理くない…て、それアカン奴。←マッドドクターか。
私は、たとえ人体を解剖したところで、コリという実体は出てこない・・・と聞いています。そのことから、「コリ=老廃物説」がすたれ、「コリ=筋膜の癒着説」が勃興したと。
でも、カニの内子には、鍼を刺しても痛くないっす。感覚なし←「刺しても痛くないところが悪いところですよ~~」と、私が患者さんに説明するようになった原因です。
てことは、私が刺してほぐしている、内子は、たぶん老廃物なんでしょう。
内子がさらに硬くなってる部分がちょこちょこあって、これはたぶん「石灰化」です。
石灰化は見つけたら、なるたけ剥がします。じゃないと、案外「言葉にできないような不快感」とか「シビレ」の原因になるっぽいからです。
患者さんから、「この辺全体が何とも言えない感じでしんどい」と言われた場合、大抵どっかに石灰がくっついてて、それをとると、「治りました!」「スッキリしました!」と言われるから、経験則的に石灰(?)がその不快感の原因だったんだなと思ってます。
小さいこびりつきは、シビレとか神経、血管にダメージを与えるらしく、大きく、骨に広範囲にベトっと張り付いてる場合は、たまらんシンドさが生じるようです。なんというか…酸欠?的なシンドさ。
ざっくり、私の経験の話なんですが、鍼刺して、ええ感じに柔らかいところは正常。内子があるところがコリという認識です。
(他にも色んなコリのバリエーションがあると思ってるんですけど、代表的なコリはこの2パターンかなと)
内子はたいてい、背骨…鍼灸師が大椎と呼ぶ、第七頸椎の上…専門用語でいうと、棘突起上にビッチリついていて、これが大きく育つと、背中がぼっこり盛り上がり(女性に多いからか、この盛り上がりを子宮ゴリと呼んだりします)ます。
首肩が溜まらんシンドイ、なかなか解消しない肩こりは、これです。
めっちゃ頑張って施術して、突き崩し柔らかくしても、代謝して、流れ出てくれないと、なかなか減りません。
ま、それでも3回。多くて5回~強かな。
ゼロにするのは簡単じゃないですが、内子が半減すると格段に違いますよ。
当院の鍼灸と栄養療法(メガビタミン療法)は、きっとあなたにとって、健康づくりの一番の味方になれると思います。
大阪市中央区玉造の鍼灸院、はりきゅう和-nagomi-、土日も鍼療、木金は夜八時まで開けて、皆様の健康づくりのお役に立とうと準備しております。
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【大阪市玉造】で肩こりや酷い痛みにお悩みの方にオススメなのが鍼灸院はりきゅう和-nagomi-。他の鍼灸院とは異なりツボを使わない治療を行います。女性鍼灸師ですから、初めて鍼灸院を利用される方でも安心です。
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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)
大阪の女性鍼灸師
子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。
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