「私は糖質を摂り過ぎてなんていない!」
「私の食生活は普通!」
「ドラマとかで食べてるものと比べて、変なものを食べているとは思えない」
本当でしょうか?
朝食を食べずに、どたばたと仕事に向かい、昼は常に外食、ランチでパスタ!おやつがいつもデスクの机に入っていて、夕飯は居酒屋でハイボール(低糖質意識)
日本のザ・定番
サザエさんの磯野家の食生活とは、ずいぶん違うようですが…?
筋肉に毛玉がつく「AGEs」
糖がタンパク質にくっつき、タンパク質を変質させてしまう現象を、糖化といいます。
AGEsとは、最終糖化産物といういかめしい正式名称ですが、まぁ、筋肉とか細胞につく、毛玉です。
毛玉がつくと、セーターがひっかかりやすくなりますよね?
毛玉のひっかかりが、大きな「癒着」のきっかけになります。
たとえば、なが~い腸の、あっちとこっちがくっついちゃったら?(癒着とはくっついちゃうこと)
くっついちゃったら、うんこ、出にくくなります(腸ねん転、激痛)
腸ねん転ほど大きいサイズで起こってなくても、見えるところで糖化は起こっています。
AGEsは茶色っぽいのが特徴。
お顔のシミやシワ、肝斑とかいうやつ。茶色いですね?AGEsです。
さらに、
骨では骨粗しょう症。
目はドライアイ。白内障に網膜症。
脳ならアルツハイマー病。
糖化の前に、血糖の問題
血糖とは、血液の中の糖という意味です。
赤血球はめちゃくちゃ数が多いのですが、赤血球の栄養源がブドウ糖。
だから血液中に糖があることは、必要なことなのです。
ただ、多すぎると、インスリンというものがすい臓から出て、糖を肝臓に取り込みます。
それなのに、、、
肝臓が取り込み切れないほど、血中に糖が多い状態だったら?
肝臓が、糖をとりこんでも、とりこんでも、なお、血中に糖が増えたら?(つまり、甘いものを間断なく取り続けていたら?)
「もうええわ」
インスリンが出ても、肝臓が糖を取り込まなくなります。
インスリンへの反応が悪くなった状態。これがⅡ型糖尿病。
赤血球は数がとにかく多いので、ちょっと活動的なことをやると(階段を上る程度)でも、血糖を使います。
で、使った後、またすぐ甘いものに手が伸びる…
疲れた→甘いもの→ちょっと動けるようになる→疲れる→甘いもの→ちょっと動ける→エンドレス
一日に複数回、甘いものをちょこちょこ食べてる人。
疲れやすい人。
□ 夕方眠くなる。
□ 夕方に近づくにつれ、集中力が低下する。
□ 頭痛や動悸が甘いもので改善する。
□ 疲れやすい。
□ 食後、30分とか1時間後に、もうおなかがすく。
心当たりはありませんか?
これが悪化すると、メンタルにも来ます。
□ 頭に霧がかかったような、ぼーっとした状態になる。
□ 睡眠が浅い。
感情が安定しない。
□ イライラしやすい。
□ ふっと泣きたくなったり、いきなり泣き出したり。
□ 朝からだるい
□ コーヒーなどで気合を入れて、カッと集中。
□ 遊びに行く元気もない。
□ 午後になると頭痛。
□ 疲れると頭痛。
□ 自分や他人をひどく責める。
かなり嫌な人です。
誰も、こんな人とは付き合いたくありません。
ですから、この状態になった人は、自己嫌悪に苦しみます。
こじれていけば、うつ病などのメンタル疾患に。
まぁ、私です。
こうなってくると、治すのが難しいので、初期状態で食生活を変えてってほしい。
糖化というだけに、糖質が原因なので。
甘いものをとりすぎているというだけの話ではない。
□ 肉をほとんど食べない。
□ 鶏肉はいいけど、牛肉はイヤ。
□ 豚肉は良いけど、牛肉はあんまりほしくない。
□ 脂肪をあまり摂らない。
□ 食後はゆっくりくつろぐ。
糖質ってそもそも何でしたっけ?
ちゃんとわかってますか?
砂糖のことじゃないですよ。
糖質=炭水化物から食物繊維を取り除いたもの。
炭水化物…イモ類、麺類、お米、小麦粉などなど、マメとかもかな。
甘いものとは限りません!
パン、麺類、ごはん、スナック菓子!甘くない糖質も多いです。
(余談。ある本によると、肥満の原因は、しょっぱい辛い系のお菓子だった…って調査もありました。「甘いもの苦手な私は大丈夫」・・・ではない。全然ない。
お酒。めちゃくちゃ糖質。
「ビール大好き、辛党だし!」・・・肥満という意味でも、危ないパターン。
今回肥満はテーマじゃないので踏み込みませんが、肥満が血糖値と関係ないわけがない)
おそるべしフツーの食事
近頃の「フツー」の食事は、サザエさんの時代とは大きく異なっています。
朝食、パンとジャム(角砂糖10個分)
昼、ミートソースパスタ。(14個)
間食、クッキーとかチョコ。(16個)
夕食、きっかり定食的な食事(←バランスがいい食事のつもりで、20個以上)
これで、一日合計、角砂糖60個分の糖質(250gの糖質!?)摂れてしまいます。
普通の食事を摂ってたら、すでに「ヤバイ」時代なんです。
上記の食事を摂ってれば、心のトラブルが起こってもおかしくない。
あなたがやせ型でも、それは体質というやつで、上記のチェックリストに一つでも当てはまるところがあるなら、一回食事は見直した方がいいです。
とりま、「あすけん」のアプリをスマホにDLしましょう。
血糖値スパイク
血糖値の急上昇と急下降。
血糖値がギュッと上がったそのことを、血糖値スパイクといいます。
ぎゅっと上がったり、ガッと下がったりするのを繰り返すと、血管が傷つくんですね~
そして、傷ついた血管の補修素材に、なんか糖のくっついた…つまりAGEsの混じったタンパク質が使われて、血管ができた当初から「ボロボロ」「穴ぼこだらけ」の老朽パイプになる。
こんな老朽パイプ血管だと、簡単に出血するし、目なら最悪失明。
心筋梗塞などのトラブルにも。
口から摂り入れた栄養。
40兆個ある細胞のどこに使われるかは、そのときどきの身体の事情次第。
「目の血管にそんなオンボロ材料、使われたら困る!」
といっても、現場は、あたえられた材料で補修するしかないわけで。
口に入れるものは、できる限り厳選しましょう。
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PROFILE
山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)
大阪の女性鍼灸師
子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。
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